Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

コミュニケーションのテクニック

人間関係にはコミュニケーションのテクニックが必要だ。このスキルが元夫も私も、互いに高かったとしたら、もしかすると、離婚に至らなかったかもしれない、と最近考えるようになった。恋人、夫婦、親子などの場合、距離が近い分、相手を主観で見てしまいが…

相対性における障害

時代が締め出すこころ――精神科外来から見えること作者:青木 省三発売日: 2011/02/25メディア: 単行本 障害のある方々と実際に接してきた経験上からも、研修や読書などで気付いたことからも、健常者と呼ばれる私たちは多数派に過ぎないという感覚を常に持って…

ひとり親としてPTAを考える

PTA不要論 (新潮新書)作者:黒川 祥子発売日: 2018/05/16メディア: 新書 PTA問題はひとり親として、非常に頭の痛い問題だと思う。仕事と子どもとの生活をこなすだけで精一杯なのが私の現状だ。自分の空いた時間にできるボランティアなら気が進まない内容でも…

怖い夢

最近、精神に関わる本を立て続けに読んでいるからかどうかわからないけれど、今日は気持ちの悪い夢をみて目が覚めた。 私はペットを飼うことをあまり好まない人間なのだけれど、夢の中では、ひとり暮らしでペットをたくさん飼っていた。犬と猫、猿と兎、鼠と…

読書メモ:『他の誰かになりたかった』

他の誰かになりたかった 改訂版 (多重人格から目覚めた自閉の少女の手記)作者:藤家寛子発売日: 2016/02/25メディア: 単行本(ソフトカバー) 1979年、地方に生まれたこと以外にも、この本の著者と私に共通しているところがあった。小公女セーラに自分を重ね…

読書メモ:『自閉症からのメッセージ』

レインマン(字幕版)メディア: Prime Video 自閉症からのメッセ-ジ (講談社現代新書)作者:熊谷 高幸発売日: 1993/11/16メディア: 新書面白かったのは、障害によって受けた制約を放置しておけば、脳の発達にも身体の発達にもひずみが生じるという話。身体の…

読書メモ:コフート心理学入門

<自己愛>と<依存>の精神分析 コフート心理学入門 (PHP新書)作者:和田 秀樹発売日: 2016/11/25メディア: Kindle版 今回は、覚え書きのみです。・いつも自分ばかりにリビドーが向いてしまい、幻覚や妄想を見たり、自閉の世界に入り込み、自分のファンタジ…

家族介護を考える

ルポ 介護独身 (新潮新書)作者:山村 基毅発売日: 2014/06/16メディア: 単行本 4日、厚生労働省が、病気や障害などのある家族の介護をする18歳未満の子ども「ヤングケアラー」に関し、全国の教育現場を対象にした初の実態調査を12月にも始める方針を固め…

娘との愛着形成について

発達障害と呼ばないで (幻冬舎新書)作者:岡田 尊司発売日: 2012/07/28メディア: 新書岡田尊司著『発達障害と呼ばないで』を読んだ。この本には、愛着障害についても書かれており、自分自身の娘との関わりを振り返りつつ読んだ。>>発達障害と愛着障害の症状が…

エレン・ケイ

エレン・ケイ(1849ー1926)はスウェーデンの裕福な家庭に生まれ、教師として児童の教育に携わる一方、女性解放運動にも参加し、1900年『児童の世紀』、1903-06年『生命線』を発表、児童権利の擁護者として知られる。その思想は平塚らいてうにも影響を与えた…

サイバースペースと精神分裂病

現代建築・アウシュヴィッツ以後作者:飯島 洋一発売日: 2002/04/01メディア: 単行本 飯島洋一著『現代建築・アウシュヴィッツ以降』をスパークリングワインをひとりで一本空けながら読んだ。特に面白かったのは、「サイバーの息子」という章だ。サイバースペ…

「老い」を意識して

「人間」を超えて―移動と着地 (河出文庫)作者:千鶴子, 上野,雄二郎, 中村メディア: 文庫 老いる準備 介護することされること (朝日文庫)作者:上野 千鶴子発売日: 2008/11/07メディア: 文庫 ケアの社会学――当事者主権の福祉社会へ作者:上野 千鶴子発売日: 201…

ジャン=ジャック・ルソー

ジャン=ジャック・ルソー(1712-1778)は、フランスに啓蒙思想家の一人だ。フランス革命に多大な影響を及ぼし、近代民主主義を芽生えさせるのに貢献した。『社会契約論』で、はじめて「子どもは生きる権利がある」と主張し、その出版の同年、「これはわた…

心療内科の受診前

下書き記事を整理していて、心療内科に行くまでの経過があったのでアップします。最近、DVやモラハラのことを書いていないけれど、読み直して、やっぱり今大変な人に何かできることがあれば、という気持ちは残っていることを確認しました。↓私は、ことあるご…

リトルフォレスト的生活

リトル・フォレスト 夏・秋発売日: 2014/12/17メディア: Prime Videoリトル・フォレスト 冬・春発売日: 2015/06/24メディア: Prime Video 大きな出費が続き、一時的に別居したての頃と同じくらいお金がなくなった。次の給料日までどうやって過ごそうか、真剣…

シングルマザーとキャンプ

シングルマザーだと活動の幅が狭まるなぁ、と思うことがある。アウトドアの活動を特に億劫だと感じる。例えば、キャンプ。娘を学校なりYMCAなり、友人知人のキャンプイベントに参加させることは出来るかもしれないけれど、家族でキャンプと考えると、少し寂…

障害福祉分野で働く人々

ワンダー 君は太陽(字幕版)発売日: 2018/10/26メディア: Prime Video 障害福祉の仕事をしている。なぜしているのかというと、それらしい理由は思いつかない。興味があったから、なのかなと思う。高齢者でも、子どもでも、外国人でも、犯罪者でも、昔の人でも…

お父さんのことを伝える

お父さんのことを娘に伝えるタイミングが訪れた。どんな風に伝えたら良いか、ひとりで考えていてわからなかった。というのも、父に悪いイメージを持つようなことを伝えたら、その血を引く自分自身を否定してしまうようになるのではないかと怖かったからだ。…

死後のことを考える

0葬 ――あっさり死ぬ作者:島田 裕巳発売日: 2014/01/24メディア: 単行本 ひとりっ子ということもあり、両親が死んだらどうしたら良いのかということが、たまに気になっては忘れている。先日、父から、死後は火葬後に骨を砕いて河にでも撒いて欲しいというよう…

文明の程度は、それが弱い人、頼るところのない人をどのように尊重しているかによって測られるのです。(パール・バック)

母よ嘆くなかれ 〈新訳版〉作者:パール・バック発売日: 2013/06/24メディア: 単行本 パール・バックの娘キャロラインは、先天性の新陳代謝障害、フェニールケトン尿症で、知能の発育が困難な子だったという。 パール・バック著『母よ、嘆くなかれ』を読んだ…

『統合失調症 ぼくの手記』を読む

統合失調症ぼくの手記作者:リチャード・マクリーン発売日: 2004/09/01メディア: 単行本 統合失調症の人は、身近にはいなかったけれど、仕事で接したことがある。統合失調症の人の家族の話も聞いたことがある。約1%、100人に1人が統合失調症を発症するという…

子育ての重さ(子供乗せ自転車のこと)

先日、子供乗せ自転車を処分した。約8年一緒に過ごし、世話になった自転車なのに、お別れの日はそれほど寂しくはなかった。元夫と婚姻していた時に購入した自転車だ。関係は悪化しており、経済的暴力も受けるようになっていた頃だったので、自分の貯金で購入…

夏休みの宿題と親の関与

娘の夏休みも今日で終わりだ。夏休みの宿題は、私自身への宿題のようで、すぐに終わらないことが私自身のストレスでもあった。娘は私とは違う。小学生の頃の私は宿題を早めに終わらせていたけれど、娘も同じタイプなわけではない。小学校高学年なら、宿題を…

この国に『人を殺してはいけない』なんていうルールはない

若者を見殺しにする国 私を戦争に向かわせるものは何か作者:赤木 智弘発売日: 2007/10/25メディア: 単行本 コロナは、日本に限らず世界全体が経験することとなった非常事態だ。「戦争に突入していく雰囲気とか戦時体制下ってこんな感じなのだろうか」と、緊…

現況届のこと

夏休みが無かったので、今日、休暇をとりました。欠勤になって給与は減りますが、まぁ、いいです。私にとって、夏休み(盆休み)も、正月休みも祝日も、たまに土日も働くなんて、これまで有り得ないことだったのですが、福祉職に就いた以上、仕方ないです。…

My Child Lebensbornについて(限られた時間の中で出来ること)

My Child Lebensbornは、世界的に話題となったゲームのタイトルだ。歴史に関するスマホゲームを探していたところ、悲しそうな顔の子供の画像が出てきて、その異質性に興味を惹かれた。ゲームタイトルにあるレーベンスボルンとは、ナチスが欧州各地に設置した…

遺失物

娘の健康保険証を失くした。財布に入っていると思っていたのに、病院の受診時に、無いことに気がついた。家にある可能性が高いと心あたりを探したけれど、見つからず。気付いた日の夕方、交番に届けた。交番に行ったのは、夫が怖くて逃げ込んだ7年前以来だと…

離婚を描いた児童文学を父の日に読む

アカネちゃんの涙の海 (講談社文庫)作者:松谷 みよ子発売日: 2012/01/17メディア: 文庫 今日は父の日だ。子どもがいても離婚するカップル、ひとり親家庭は多いのに、離婚を描いた児童文学はまだまだ少ない。だから、〈モモちゃんとアカネちゃん〉は、少しだ…

誰かの「ために」と「せいで」と「おかげで」

昨日記事を書いて、気づいたことがある。誰かの「ために」と「せいで」と「おかげで」の関係について。夫婦関係、親子関係などを考えるうえでも、重要な視点と思う。この3つの言葉から連想する言葉を並べてみると、私はイヤな感じがする。「子どものために…

「子どものため」を思う親の勝手

この先、誰か伴侶をみつけて年齢を重ねていけたら良いなぁ、と思う。結婚というかたちをとらなくても一緒に暮らしたい。一緒に暮らすなら、社会的には結婚したほうがややこしくないので、再婚したい、と思うようになった。2年ほど前、娘は「パパが欲しいから…