罪悪感について
母を毒親と思うことには、かなりの罪悪感が伴った。一方、母を毒親と思うことで、かなり心が軽くなった。
夫をモラ夫と思えた時の心の変化に似ている。
人のせいにしてはいけない、身近な人を悪く言いたくない、などいろんな気持ちがあったり、自分が変われば良いだけかもしれないと思ったりもしていた。
でも、これは、イジメと同じだ。相手は巧妙にこちらを叩いてくるから力はどんどん奪われていくし、自分が悪いような気になるけれど、そう思ってはならない。
夫も、母親もとても身近な存在だ。自分を愛してくれているはずの存在という前提が目を曇らせる。
夫や母親のように身近な存在のことを悪く思うのはとても悲しいことだ。自分自身も傷つく。
私は、昨日も母についてのブログの一部を夜に削除した。
自分に起こっていることを、文字にすることで、冷静に分析できる。それは、記録ともなり、あとで思い出しやすくなる。それでも、思い出したくないことだし、無かったことにしてしまいたいことなのだ。
だから、きっと書いては消すことも繰り返しながら、私はこのことを乗り越えていくのだと思う。
その行為をする主体が誰か、自分にとって善き存在であるはずのもの(例えば夫や母親)と考えるのではなく、相手の言動そのものをみるようにしようかと思う。たとえば、それを客観的に、他人の話だとしてみたとき、どんな風に感じるのか。できるだけ客観的に考える。