社会福祉士
社会福祉士国家試験に無事合格出来たので、使用した参考書を整理しています。私の場合は、不合格になりもう1年勉強する経済的・時間的余裕がなかったので、絶対合格を目指し、参考書は結構たくさん購入しました。可能な限り、書店で比較して自分に合いそう…
『勉強しなければだいじょうぶ』、これは絵本作家、五味太郎さんの本のタイトルです。勉強は辞書的に言うと「無理にでも努力して励むこと」です。それに対して「学ぶ」ことは主体的なこと。興味あることついて、辿る、沿う、真似る、習いながらアレンジメン…
さいきまこ『神様の背中』を読みました。貧困の中の子どもたちがテーマの漫画です。私が何冊か本を読んだり講演会に足を運び得てきた、子どもの貧困、DVの問題がふんだんに盛り込まれており、伝え方もよく工夫されている漫画だと思いました。 なかでも、「明…
親は65歳を過ぎて高齢者となり、私自身もあと数年で介護保険料を払うことになります。年金が多かった祖父母とは違って、私の両親の場合、ほとんどない貯蓄や年金だけでこれからの人生を安心して暮らしていけるとはとても思えません。現在の私はというと、自…
今日の朝日新聞のニュースでは、富裕層トップ62人の資産が下位36億人の合計という記事があった。経済格差が拡大しすぎている。 日本では2013年6月に「子どもの貧困対策法」が制定されたが、日本の子どもの6人にひとりが貧困であることを、どのくらいの割合…
東京マラソンのスタート映像を見てみました。あまりマラソンには興味がないのですが自殺対策支援のNPOライフリンクの代表・清水康之さんが、日本の自殺者数約3万(1998年以降3万人を超えていた自殺者は現在減少傾向にあり、3万人を下回っています)をイメ…
社会福祉士の勉強をしている私ですが、子どもと暮らす小さな家には勉強するための書斎も机もありません。食卓として使っているテーブルで勉強しているのですが、和室生活のため、椅子もなく、長時間勉強すると腰や脚が痛くなります。あいにく近くの図書館で…
傍観者効果とは、まわりに傍観者がいればいるほど、行動を起こさなくなるという心理である。みんなが動かないのだから、何もしない、まわりに同調すれば責任を免れるということである。 この「傍観者効果」の研究はある殺人事件をきっかけに始まった。キティ…
雨宮処凛著『ロスジェネはこう生きてきた』を自分史と重ねながら読んだ。私は1979年生まれの36歳だ。就職氷河期世代、ロストジェネレーション(2007年の時点で25~35歳にあたる、バブル崩壊後の10年間に大人になった人たち)である。自分自身がロストジェネ…
「TV番組で知ったんだけど、里親って結構お金入るみたいだね」と、職場の人が話していたのを聞いて複雑な気持ちになった。どんな番組だったのかわからないけれど、それが見た人の大半にそのような印象しか残さないような番組だったのだとしたら悲しい。 児童…
先日、湯浅誠さんの講演会に行きました。活動は知っていたけれど、著書を読んだことはなく、講演会に行ったことをきっかけに湯浅誠著『ヒーローを待っていても世界は変わらない』を読みました。 湯浅さんは、2009年の政権交代後から2年間、内閣府参与になり…
心理学の授業で<適応とストレス>について学びました。 ストレスのもととなる悪性刺激にさらされ続けると、生体はバランスを取り戻すための努力・抵抗を続けますが、これが長期間続くと、生体の適応エネルギーが限界に達し、死に至ってしまうようです。モラ…
今年(平成27年)4月、生活困窮者自立支援制度がスタートしました。ここで定義される生活困窮者とは「経済的に困窮し最低限度の生活を維持することが出来なくなるおそれのある者」ということです。制度がスタートしてからもうすぐ半年が経とうとしていますが…
最近、家での事務仕事に追われています。保育園に提出する書類や就職関係の書類書き等々なのですが、国勢調査まで届きました。 嫌だ嫌だと思いつつ回答してみたら10分程度で終わりました。詳細な個人情報を記入するため、DV被害者の身としては不安が大き…
毎年1回必要な児童扶養手当現況届の提出を済ませて一安心している。片道1時間以上かかる役所に行く必要があるため有給休暇をとって行った。 私の場合、その前にもう一つ、民生委員に「住民票が異動できないこと」を証明してもらう必要もあった。理由は「元夫…
【母子家庭等医療費支給制度】 母子家庭等の母と子どもに係る医療費について、健康保険の自己負担額が支給される制度だ。 先日、私のところにもこの制度を利用するための「福祉医療費受給者証」が福祉事務所から届いた。まだ利用したことが無い制度だが本当…
DV・モラハラ被害者というものは、別居して「めでたし、めでたし」というわけにはいきません。一人の子育て+仕事+裁判を抱えた生活の中で、別居後の住所に住民票も移せないままで、転職活動なんて考えられないほど余裕がないのですが、養育費無しで一人…
ウィリアム・ベヴァリッジ(1879-1963)は判事の父と慈善事業家の母の間、インドに生まれたイギリスの経済学者である。1903年、セツルメント運動の拠点となっていたトインビー・ホールの副館長に就任し、失業の現代的特質(景気循環に順応するための不規則…