Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

2014-01-01から1年間の記事一覧

石井十次

石井十次(1865-1914)は、1887年に児童養護施設の基礎となる「岡山孤児院」を創設した人です。熱心なキリスト教徒で、ルソーやペスタロッチの影響を受けました。 石井十次の生涯についての本、和田登著『石井のおとうさんありがとう』を、児童書ではあった…

マルチプルインカムの暮らし方-生き方の選択

上野千鶴子と辻本清美の対談『世代間連帯』を読んだ。 例えば日本は、「2009年のデータで、働くひとり親世帯の子どもの貧困率が、OEDC諸国のなかでトルコに次いで上から2番目ということ」や、「国の教育にかける費用が、GDP比における国と自治体を合わ…

結婚指輪をつける意味ー結婚とフェミニズムは相容れない?

「既婚者を批判しているの?」と誤解されたり、「気にしすぎ」と言われてしまうだけかなと思うので、話題にするには幾ばくか勇気のいることなのだけれど、結婚指輪についてです。 DV関連の勉強会に行くと、そこにはまだ離婚できていない人を含めたDV・モラハ…

地域の人とのふれあい

昨日の土曜と今日の日曜、地域のお祭りに計4つ参加し、祭り疲れるという贅沢な思いをしました。 小さな子どもも受け入れてくれる場所、安価で飲み食いできる場所、子どもが楽しめる場所、子どもに刺激を与えられる場所、様々な人とのふれあいがある場所、と…

自分の満足感が最高の報酬

今まで専ら利用していた最寄りの図書館はお堅い本が多めの図書館で、それはそれで好きだったのですが、職場の近くの図書館を利用してみることにしました。図書館の利用条件は在住だけではなく通勤・通学も含まれるので、最寄りの図書館が気に入らなかったり…

マリア・モンテッソーリのこと(子どもの自立を助ける教育)

保育士試験の勉強の中で一番好きだった科目は教育原理でした。はじめて聞く教育者の名前の中で特に気になったのがモンテッソーリのことです。彼女や彼女の教育方法について何冊か本を読み調べました。 マリア・モンテッソーリ(1870~1952)はイタリアに生ま…

生まれる前の赤ちゃん

先日図書館から借りた絵本、『うまれてきてくれてありがとう』(にしもとよう:ぶん、黒井健:え)。 子どもがお腹の中にいた時から私自身の心配事は尽きず、喧嘩、別居とずいぶん子どもには不安を感じさせてきたと思います。残念ながら別居によってそれが完…

糠入り卵のポン酢素麺と糠ドリンク

アロマテラピーの先生から糠を食べることをすすめられ、早速行きつけの米屋にて無料で糠を入手しました。私は今まで糠漬けを食べたことくらいしかなかったのですが、炒って食べるのが良いみたいです。甘味があって結構色んなお料理に使えるとのことでした。 …

守りのケンカ

「上野千鶴子さんの著書を読みたい」と思ってブックオフに行ったけれど価格の安いものがみつからず、ベストセラーになったという遙洋子著『東大で上野千鶴子にケンカを学ぶ』を購入し、読んだ。 タレントである遙洋子の目から見た上野千鶴子の人となりを知れ…

ピーターラビットと食育

保育士の勉強をしたこともあり、食育には結構興味があります。 ビアトリクス・ポター作「ピーターラビットのおはなし」を子どもに読み聞かせて、出てくる野菜の種類の多さに驚き、食育のためにも良い絵本だな、と思いました。ちなみにピーターの家もお父さん…

高齢者虐待とDV

男女共同参画センターにはよく足を運びます。近隣の都道府県、市区町村のセンターの情報も集めて、興味のあるイベントには参加するようにしています。 先日、男女共同参画センターに行った折、高齢者の福祉・介護に携わる職員を対象としたDVの研修会のチラシ…

「当事者意識」を持って社会を変えていくこと

DV問題でそれでころではないという感じでもあるのですが、一人っ子なので親の介護問題も気になる30代です。離婚する時の選択肢って親元に戻るか親元に戻らないか大きく二つに分けられますが、たとえ同居を選ばなくても介護問題は避けては通れません。結婚…

天使のおでこ

先日、モラ夫の友達を街で見かけました。モラ夫本人ではなく彼の友達なのに、それだけで動機がして、息をするのが苦しくなりました。別居してしばらく経つのに、すぐにそんな状態になってしまう自分の心の傷が深いことを再認識しました。 その日はしていた約…

雨の日の絵本

雨が続いていますが、うちの子含め、保育園のお友達も雨の日や長靴や傘が大好きみたいです。保育所で借りられる絵本も、雨関係のものやカエルさんが出てくるものがピックアップされていました。 『はっぱのおうち』(作:征矢 清、 絵:林 明子)、『ちいさ…

モラ夫に「話せばわかる」は通用しない

DVやモラハラのことを誰かに話すと返ってきがちなのが、あくまで同情的な態度を示しつつの「私だったら我慢しないで言いたいことを言うよ、戦うよ」という言葉です。 DV被害者、モラハラ被害者というと「自分の意思をきちんと伝えられない弱い存在である」と…

これから保育所とお仕事を探すシングルママへ

私は身の危険を感じて家を出たので、別居先のことなどまったく何の準備も出来ていない状態でした。保育所探しも、別居前、モラ夫と一緒に住んでいた家の近くでいくつか見学に行き役所に希望は出していたのに、家を出て違う地域に引っ越しをしたので、またイ…

養育費不払い者はお尋ね者-養育費を受け取っていないシングルママへ

日本では養育費がきちんと履行される割合は2割に満たないようです。私にも、決まった養育費の支払いは一銭もなされていません。Fpicのニューズレターにあった遠藤富士子氏の文章を読み、日本の養育費履行確保の制度は諸外国に較べあまりにも整っていないな、…

児童手当をいつか子どもに渡せるように

児童手当 原則として日本国内に住所を有する中学校卒業までの児童を養育する父母等に支給されます。支給額は月額5000~15000円。※所得制限あり。 児童手当の現況届を記入しました。DVにより住民票を移すことが出来ていない状況だと、何かにつけて申請や登録…

身体と頭をお湯だけで洗うこと

別居時に今まで持っていたほとんどすべてを失い、子どもと小さな部屋に暮らしているので必要最小限のものでシンプルな生活をしています。 経済的なこともありはじめたシンプル生活ですが、その良さを実感する今日この頃です。 私は別居して子どものシャンプ…

冷製カッペリーニを夏の夕食に

暑くなりましたね。 今日はトマトとバジルの冷製カッペリーニの夕食でした。極細パスタ、カッペリーニはすぐに茹で上がるから、忙しいシングルママにおすすめです。熱い食べ物が苦手な子どもにも冷製パスタならすぐに食べさせられます。 かかった経費は子ど…

相手方の姓で呼ばれている自分について

私は離婚させてもらえていない。に関わらず、婚姻費用も養育費も受け取ってはいない。 別居しているこんな現実の中でも、正式には相手方の姓を使わなければならないという現実はかなりのストレスである。 入籍時も、姓を変更することにはかなりの抵抗があっ…

子どもの服の調達について

子どもの服は専らキッズ用品専門のリサイクルショップで購入しています。私は学生時代から古着や古道具が好きで、よく中古品の店やフリーマーケットを巡っていたので、上質で安価な掘り出し物をみつけることに関しては自信があります。シングルママになって…

オリジナル栄養ドリンクを作る

暑いですね。私はここ一週間ハンディブレンダーで作ったドリンクをがぶ飲みしています。作り方はいたって大雑把。ベースは水か牛乳かヨーグルトか豆乳にし、甘味はフルーツの甘味や砂糖やハチミツ、あとは適当に野菜や果物を入れます。バナナは比較的何とで…

シングルとして経済的に自立するということ

先日、古い知り合いのNさん(60代)に非正規職員として子どもを育てている話をした時のこと、「まずは経済的に自立しなくてはね」と言われた。なるほど、私は誰の援助も受けずに一人で部屋を借りて育てていることを経済的な自立だと思っていたけれど、世間的…

離婚で救われる子どもたち

『離婚で壊れる子どもたち』、DV・モラハラの経験者としては「何もわかっていない」と思ってしまう。『離婚で救われる子どもたち』もいるのだと。 DV・モラハラの体験記をインターネットなどで読んでいると、面会交流に関して、どんなにひどい父親にでも会わ…

内職1時間分のご褒美

内職がひと段落したので、今日は自分へのご褒美です。計819円をあてに家にあったお酒を少し。 お金を使う時は何時間分の労働にあたるか換算して使うか使わないかを判断します。疲れをひきずりたくないので、1時間分の労働はなかったものとして活力を回復…

私のお菓子費削減計画

元来お菓子が好きな私。職場でも同僚とお菓子を持ち寄って食べたりしています。仕事と子育てを両立させていると体力を使うからあまり太りませんが、やっぱり家計がばかにならないな、とお菓子代削減計画を実施中です。とは言っても、ストレスを軽減させてく…

夏野菜カレー

野菜をたくさん食べられるカレーやスープ、作るのも楽ちんだし大好きです。今日は暑い日でした。先日購入したカレー粉を使って夏野菜カレーを作りました。小さい子どもにはそのままだと強いのでヨーグルトを混ぜて出したら喜んで食べました。ローズマリーラ…

『子どもの連れ去り問題』を読んで

この本を手に取って読むことになったのは私の勘違いからだ。私は現在子どもが保育園から実力で夫に連れ去られることを恐れているため、『子どもの連れ去り問題ー日本の司法が親子を引き裂く』(コリン・P・A・ジョーンズ:著)というタイトルを目にしたとき…

気負わないお弁当のススメ

働いているシングルママのみなさん、職場にお弁当は持って行っていますか。お弁当を持って行ける職場であることが前提ですが、お昼に500円くらいかけているところ、お弁当にしたら一カ月では結構節約できます。疲れて作れない時はもちろん無理する必要は…