自分で出来る認知療法
跳びはねる思考 会話のできない自閉症の僕が考えていること (角川文庫)
- 作者: 東田直樹
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2018/06/15
- メディア: 文庫
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だからモラ問題は難しい。
辛いとき、苦しいときに、それをわかって欲しい、受け止めて欲しいという気持ちは、きっと多くの人にあると思う。それをわかってもらえなかった時に、怒りや悲しみになる場合が多い。夫婦間の不和や、親子間の虐待など、近しい相手という甘えがある分、その感情の程度は強くなると思う。
二者のうち、一方に余裕がある時は、相手の気持ちに寄り添うように努めることができる。でも、余裕が無い場合は、私だってしんどいのに、という気持ちが出てくることがある。それが、赤ちゃんと母親だった場合、母親は、常に寄り添う役割を求められる。それが、要介護者(高齢の親や障害者など)とその子や親であった場合、やはり常に介護や看護の役割が求められる側は決まっている。
さて、このブログのテーマにしているモラ夫は、自分に寄り添うキャパシティはないけれど、受け止めて欲しいという気持ちが特に大きいという特性を持っている。寄り添う役割を求められた側は、主観的に相手の状態を想像し、自分の状態と比較し、自分が我慢をすべきと自分に言い聞かせる。身体的、精神的なものを含めた総合的なしんどさは、客観的に数値化できるものではない。母親だから、妻だから、主婦だから、若いから等の役割がもつイメージも手伝って、寄り添う側が、その苦しさを口にするのは見苦しいことや甘えのように思われる場合がある。
口には出せない不平等感を同じ立場の人と共有できれば、少しはガス抜きになるけれど、それが蓄積されると、いつか爆発する。
だからこそ、子育て支援や、高齢者福祉、障害者福祉のような外部サービスの存在や、その利用が不可欠になる。児童・障害者・高齢者を受け止める福祉制度が十分機能しているかどうかは別として、あるにはある。
しかし、モラ夫を受け入れる福祉サービスはない。飲み屋のママさん?には、モラ夫は良い顔をするだろう。モラ夫の実母?にも、モラ夫は妻にみせるのとは別の顔をみせるだろう。精神科医?のところになんて、モラ夫は進んで行くはずがない。
だから、モラ問題は難しい。
小1の生活
娘は小学生になりました。「小1の壁」なんて言われているので、どんなことになるのだろう、と恐れていましたが、なんとかやってます。
現在、娘は夏休み中ですが、夏休みの方が忙しいです。
というのも、毎日の学童のお弁当作り、朝顔の水やり含む夏休みの宿題をきちんとさせなければならないというミッションがあるからです。
保育園と小学校と、どちらが忙しいかといえば、やっぱり小学校の方が、親も子どもも忙しいです。
毎日持っていかなければならないものが多岐にわたり、小1の場合は親が監督しなければならないことも多いです。
小学校で必要なものプラス学童で必要なもので、娘の荷物は結構な量になり、かなり重く、持たせるのが可哀想になり、たまに手伝ってあげたくなるほどです。
私が小学校の頃は、水筒なんて持っていかなくても学校で水分をとれていたのに、娘は毎日大きな水筒を持って学校に行きます。
音読の宿題も毎日はなかったような。
防犯ブザーをぶらさげて学校に行くのも当たり前。
ランドセルも、さまざまなデザインがあり、そもそも、ランドセルで学校にいかなくても良かったり。
などと、今の小学生の生活をふむふむと思いながら知るのは楽しいことではあります。
この間は、給食当番のエプロンのゴム替えを依頼され、驚きました。こんなことも保護者の仕事だったんだなぁ、と、思いました。
映画「子ども食堂」を観て
映画はそもそもがフィクションだ。だから、フィクションだなぁ、などと、ことさら感じながら観ることはない。
でも、この映画は、フィクションだなぁ、と思いながら観た。それは、この映画に描かれている子どもの貧困を、私がこの目でみて知っているからだ。
タイトルとなっている「子ども食堂」は、もう5年以上前に一時期ニュースを賑わせていた。時を同じくして、私はひとり親になり、子どもの貧困を自分のこととして受け止め、社会福祉士を目指した。その後、ソーシャルワーカーとして働くことが出来たに関わらず、その仕事は重すぎて、辞めることになった。
辞めてしばらく、意識的にではないけれど、この問題を避けてきた気がする。
この映画の存在は知らなかったし、観ようと思って観た映画という訳でもない。
たまたま、ひとりの時間が出来て、都合よく観ることが出来る場所と時間帯にこの映画があった。気が進まなかった。なぜなら、子ども食堂は、様々見学してるし、取材を受けて発言したこともある。私にとって目新しいテーマではなかったから。
観始めてからも、少し後悔した。なぜなら、観るのが苦しかったから。
この映画は、子どもの貧困についてはもちろんだが、子どもの大人を信頼できない、という気持ちをよく表現していた。大人を信頼できない気持ちを思い出した。この映画は、信頼できる大人もいることを伝えたかったのだろうとは思う。
でも、私は、大人になった今でも大人を信頼できていない。信頼できる人もいることはわかっているけれど、誰を信じて良いのか、わからない。信頼される大人になりたくて、ソーシャルワーカーを目指したのに、挫折した。
色んな気持ちが蘇り、涙が止まらなかった。
今、渦中にある人にはオススメしない映画だ。
だけど、この映画に出てくる食堂の夫婦のように安定している人たちに、是非観て欲しい。そのために、フィクションっぽさをあえて加えて豪華キャストで制作された映画なのだろうと思う。
公式サイト
https://kodomoshokudo.pal-ep.com/
予告編
特定就職困難者として感じること
特定求職者雇用開発助成金というものがある。
特定求職者雇用開発助成金について
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/tokutei_konnan.html
前から、この制度について疑問に思っていた。記事に書こうと思いつつ書くことができていなかったけれど、この度、特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者コース)申請書にサインをすることになり、思い出したので書きます。
職場は、私を雇い、母子家庭の母等で、これを申請して、年間50〜60万円のお金を受け取っているようだ。営利を目的としている職場でもないので、財政が厳しいのはわかる。申請した職場に対する疑問より、この制度に対する疑問の方が大きい。
特定就職困難者とされているのは、高年齢者、障害者、母子家庭の母等である。たしかに、皆就職が困難である。それは、間違いない。でも、自分のことを特定就職困難者と認めるような書類にサインするのは、気持ちの良いものではない。きっと、高齢者も、障害者も同じように感じると思う。就職が困難なのは、その人の能力のせいではない。それなのに、これらの人を雇って〈あげて〉いる企業に助成金がおりて、おそらく、それほど本人には還元されていない。この制度は、誰のためのものなのか。就職困難者と書類に明記する厚生労働省のデリカシーの無さにも、がっかりする。働きたい母子家庭の母や高齢者、障害者の就職を困難にしているものは、何かを考えるつもりは無いのか、と思う。
古い本や映画/親友と久々に会った話
- 作者: ナオミクライン,Naomi Klein,松島聖子
- 出版社/メーカー: はまの出版
- 発売日: 2001/05
- メディア: 単行本
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中間報告
ママと一緒に旅行したいです。娘→この1年ちょっとで岡山、広島、兵庫、東京、新潟に旅行をしています。
娘の保育園のお迎えに行きたいです。私→昨年1年きちんとお迎えに行けています。今は、一番最後くらいのお迎えではありますが、学童にもお迎えに行けています。
ママと一緒にスイミングしたいです。娘→出来ていません、、、。学校でプールが始まってるので、もういいかなぁ。
娘の自転車の練習に付き合い、一緒にサイクリングしたいです。私→最近、ついに娘が自転車に乗れるようになりました。これからサイクリングもしていけることでしょう。ワンステップ進みました。
ママと一緒にダンスを習いたいです。娘→してないです。が、ダンスのワークショップに一参加させたり、カラオケで一緒に踊ったりしています。
娘と一緒に図書館から絵本をたくさん借りてたくさん一緒に読みたいです。私→仕事を辞めてから、たくさん一緒に行きました。今、娘は小学校の図書室や学童から借りています。
●ひとり親家庭支援の活動を個人で立ち上げる→出来ていませんが、まだしたいなぁ、と思っています。
●父母に、いままで色々助けてくれたことのお礼をする→比較的良い関係を保てているな、と思います。家族旅行などプレゼントしたいのですが、私が有休を取りにくく、カタチとしてのお礼はなかなか出来ていません。
●娘のことをよく観察してみる→娘との時間が増えたので、観察出来るようになったかな、と思います。
●楽器の練習を再開する→とりあえず10年以上持っていたのにしていなかったウクレレの講座に単発で行くことにしました。
●丁寧な生活をする→あまり出来ていません。したい気持ちは継続中です。
●娘と外国に旅行する→出来ていません。有休を取りにくい職場を誤って選んでしまったこともあり、、、。
●美容院に行き、好きな服を買い、おしゃれをしてみる→美容院は行けています。メイクを上手に出来るようになりたいです。
●家計を見直す→家を購入した安心感からか、あまりお金のことを考えない生活を続けてしまっています。でも、ローンを早めに返済したいので、ちょっと考えなくては。
●植物を増やす→増やしても枯れることが多いです。朝バタバタして水やりを出来ずに出勤すると、たちまち枯れてしまいます、、、。頑張ります!
●引っ越し先、地域の人と親しくなる→仲良くなりました。娘の方が外で遊んでいるので、より仲良しです。
今回まとめてみて、割と達成できているなぁ、と思いました。余裕があるので、新たにしたいことリストを娘と作ってみたいです♫