Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

当事者だから感じること

障害者福祉関係の仕事をしています。

これまでの人生で、特に障害者が身近にいたわけでもなく、娘が生まれるまで、ほとんど障害を持つ方と接した経験もありませんでした。

仕事にしようと思うくらい関心を持った理由は、障害を持つ子の母親がひとり親に多かったこと、DV被害者としてマイノリティ意識を持つ中で、障害者福祉のあり方にも感じることが増えたことのように思います。

DV体験により、マイノリティの視点ではどのように感じるかについて、ある程度敏感だと思っていました。でも、障害者の親御さんと話し、新たに気付かされることは本当に多いです。

この間の出来事。

支援学校に子どもを通わせている方と話し、地域の小学生との交流行事について、あまり快く思っていないという内容の話を聞きました。

それは、障害を持たない子にとってのメリットにはなるかもしれないけれど、当事者にとってのメリットは特にない、というものです。

その方は、実際行事が終わった後、(道徳学習の一環として)訪れた小学校高学年の生徒が友達同士で「あいつら、完全に意識飛んでたな」「ガイジは、やっぱキモいな」等々の会話を面白そうにしているのを聞き、辛い思いをしたそうです。

この話を聞くまで、私は、交流があるのは良いことと単純に考えていて、そういうこともあることに気付けていませんでした。

当事者だからこそ、敏感になってしまうことは、ひとり親としても多いです。

直近では、日曜参観をあえて父の日にするということをすごく気にしていました。今後あるかもしれない、2分の1成人式についても今から心配しています。

当たり前と思って、ともすれば歓迎して受け入れている事柄も、ある人たちにとっては暴力になり得ることを、この仕事をしていく中で、特に意識しようと思いました。

大人(おばさん?)になってきた

40歳を目前にしての今さらのタイトルかな、と思うけれど、もうすぐ訪れる40歳を少し意識しています。

年齢を感じるのは、顔のシミや、頭の白髪や、膝の痛みなど、ネガティブなことが多いのですが、ポジティブなこととして、経験が増えたことにより、様々な選択肢から、自分好みのものを選ぶのが早くなったことがあるかな、と思っています。

ところで、今日は、有休をとって通院日としています(ひとり親だと、子を連れての自分の診療もなかなか億劫なものです。子どもが長い待ち時間に飽きてしまいがちだからです)。引っ越し先の近くの病院を選ぼうと、ネット検索するとたくさん出てきました。でも、これまでの失敗もふまえ、自分が重視したいポイントがある程度決まっているので、さくっと数件に絞り込めます。好きになれない病院なら、また別のところにしたら良い、と初診料のことはあまり気にせず柔軟に考えることも出来ます。

などと考えながら、少し時間があるので、婚活をした体験談なども書いていこうと思っています。婚活をしていたこともあり、ここのところほとんど記事を書くことが出来ていなかったのです。

ちなみに、白髪は、美容院でカラーをしても、新しく出てくるので、ついにカラートリートメントを購入してみました。効果があれば良いです♫

ミライ

2019年41日(月)。働くお母さんは、仕事の春休みでもないので、小学校が始まるまでの間、学童保育に子供を預けます。給食はないので、今日からしばらく弁当持参です。

家から学校までは、学区内で1番遠く、子供の足だと30分弱かかります。登校の練習はまだ3回ほどしかしていないので、今日も自転車をひき、後ろからついて歩きました。

天気は晴れで、明るい朝。学童に向かう途中、娘が転園する前の保育園の担任の先生に会いました。娘がついこの間卒園した保育園に異動になったようです。通学路でまた会えるのかな、と思うとちょっと嬉しいです。

年度始め、気持ちの良いスタートです。

道中、新しい年号は何になるのかな、という話を娘としていたら、「ミライになって欲しい」と言っていました。何になるのかな。

ありがとう 先生

娘が、保育園を卒園しました。母に、きっとすごく泣くよ、と予言されていましたし、私自身もたくさん泣くだろうと思っていたのに、卒園式も、最後の登園日も不思議と涙は出ませんでした。
でも、卒園式に、前の保育園でお世話になった先生からの私と娘に宛てた手紙を人づてに貰い、それを読み、何度も泣きました。
娘を保育園に預けた時(このブログを始めた頃)から3年間、1番辛かった時をずっと支えてくれた先生です。その先生は、私よりちょうど10歳くらい年下の、新卒の若い先生でした。本当に愛を持って娘を育んでくださり、私は毎日の交換ノートに書かれたメッセージを見るだけで泣きそうになるくらいありがたく感じていました。
DVの事情を詳しく話したら、当時の園長先生は、その先生を3年間も娘の担任としてくださいました。園長先生の配慮にも、とても感謝しています。
今の今まで、私は自分が娘を育ててきたという実感があまりありません。保育園の先生と、近くに住んでいたおじいちゃん(私の父)に育ててもらったという実感が強いです。
乳幼児期に特定の人との安定した関わりを持つことで愛着を形成できなければ、子どもは、人間に対する基本的信頼感を育むことが出来ず、その後の人間関係にも大きな影響を及ぼすようです。
園長先生の配慮は、本当に正しく、ありがたいものでした。娘は今しっかりと、人に対する信頼感を持つことができていると思います。
私は、娘を保育園に預けながら、トリプルワークをしつつ裁判を闘ったり、仕事後に夜間の学科に通い資格取得を目指したり、娘をひとりで養うというプレッシャーから極端に忙しい職場で働いたりということを続けてきました。
離婚できていないことや、いつみつかるかわからない恐怖、貧困から脱しなければというプレッシャー等で、精神的には常に不安定、娘と気持ちの余裕を持って関わることが出来なかったばかりではなく、子どもと接する物理的な時間も足りませんでした。
3年間担任をしてくださった先生への想いが強すぎて、ほかの先生にも、もちろん感謝しているのに、涙が出なかったのかもしれません。よく育ってくれたとは、日々思っているので、卒園だからといって特別涙が出なかったのかもしれません。自分が育児をしてきた実感が無いので「よくここまでやってきたね」という自分に対する感動も薄かったのかと思います。
本当は、その先生だけではなく、ほかの先生方、ひとり親仲間、職場の人、友人などにもたくさんお世話になった6年間でした。
人に対する信頼感を失っていた私が、今再び人に対する信頼感を持てているのも、その人たちが支えてくれたおかげと、感謝の気持ちでいっぱいです。
4月から、娘は小学生です。ようやく、私自身も、再スタートできる気がしています。

緊急避妊薬を飲んだ時のこと

オンラインで緊急避妊薬の処方が解禁になるようですね。詳しいことはまだわかりませんが、画期的なことと思います。

ニュースには、ノレルボ錠1.5mgの画像がありました。

https://www.google.co.jp/amp/s/www.asahi.com/amp/articles/ASM3V4D8GM3VULBJ00N.html

これを飲んだことを思い出しました。そして、裁判の証拠にとっておいた錠剤のカバー(殻?包装?)を今も持っています。

急いでネットで処方してくれるところを調べて、仕事を休み、人目にはつきにくい場所にあるクリニックを緊張しながら訪れました。人目につきにくいところをあえて選んだわけではありませんが、そのように配慮された場所でした。待合室では、そのクリニックの利用者と顔を合わせることもなく、個室のような空間で受診を待ちましたが、その配慮がかえって私の緊張感を増しました。診察は、淡々としたものでした。薬が欲しいことを伝えると、ほとんど事務的に副作用を説明されました。美容にお金をかけていそうな女性の医師の表情は、診察中少しも変わらなかったような気がします。確か1万円くらい、決して安くはない金額を支払いました。医師だったか看護師の目の前で、薬を開けさせられ、水も用意され、しっかり飲むことを確認されました。副作用が不安だったし、なんとなく、命を殺すような気持ちになりました。でも、薬を飲めて本当に安心しました。2人目が出来たら、さらに別れられなくなると思っていたからです。

最近、ブログを書いていなかったけれど、またちょっとずつ思うことや役立つかもしれない情報を書いていきたいな、と思います。

婚活とフェミニズム

ローンは残っているものの、家を購入して、出てきた新たな悩みは、娘にお父さんがいないこと、でした。娘の『お父さんが欲しい』という言葉もきっかけとなり、私も恋人が欲しくなりました。
それで、婚活してみようかな、という気になったりもしたけれど、気持ちは揺れていて、今朝早起きして遙洋子著『結婚しません』を読みました。
恋愛や男女の心理についてのハウツー本を読みつつ、婚活に気持ちが揺れている自分の気持ちを落ち着けるために、それと正反対のフェミニズムっぽい本を読んでいるという状況が、私の近況です。

結婚しません。

結婚しません。

婚活に興味あり

ここ最近仲の良い夫婦を多くみており、結婚や出産の知らせも多くなり、なんとなく疎外感を感じている。
私も借金を返済し、再就職し、家も購入し、当面の目標を果たしたので、今までのように、過剰に男性を警戒しなくても良いのかな、という気になってきた。それでも、ステップファミリーは難しいぞ、と思ったり、やっぱり男性が怖かったりでなかなか行動する気にはなれない。
『婚活したらすごかった』という本を読んでみた。なんか婚活も面白そうだと思ったけれど、やっぱり休みの日は娘とのデートで忙しいので無理かな、と思った。

婚活したらすごかった (新潮新書)

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