Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

婚活と衣食住

30代後半、駆け込みという感じに、はじめて婚活を1年ほどしてみた。といっても、3つほどの婚活サイトに登録してメッセージのやりとりを重ね、気が合えば会ってみるという程度のものだ。

婚活サイトの、男性プロフィール、顔写真、自己アピールを見ながら気になる男性を選ぶのだが、blogのような記事を投稿できるサイトもあり、それを読むのが面白くて好きだった。

「結婚を前提とした恋人が欲しい」という共通目的を持ってはいるものの、年齢も職業も経験もさまざまな男性の、自己アピール兼ねた文章を、時に画像付きで読めるのだ。

私の印象としては、自分の食事内容を載せる男性が圧倒的に多く、ほかにはペットの記事、ジョギングやジムの記録、ドライブに行った先の画像などリアルな日常がわかるような記事が多かった。私個人として気になるところの家族観、結婚観など書く人は少数派だった。

ちょっとメッセージをやりとりしてみたシングルファザーの男性も、作った食事内容を毎回メッセージを添えて送ってきた。

婚活サイトなので、女性の日記を読むことは出来ない仕組みになっていたが、きっと女性の日記も同じようなものなのだと思う。

どうしてなんだろう、と思っていてことが、ここのところ考えていた、弁当やら家族やらについての話と結びついた。

私自身の家族観「衣食住を共にする人が家族」ということから考えても、家族になりたい人に自分の衣食住をアピールするのは極めて自然なことなのだと思う。

いくらほかの趣味が合う人でも、衣食住の好みがあまりに合わなければ一緒に暮らしたいと思えないのかもしれない。

その人の写真をみて、ファッションセンスが自分の好みと合わなければ、連絡を取る気にならないかもしれない。

私がとても気になってやりとりしてみた人は、自分の家の画像をたくさん貼りつけており、一緒に住める人を募集していた。私はなにより、その人の住んでいる家に興味を持ってやりとりをしようと思った。

ただ、DV離婚を経験したシングルマザーなら、自分の好みのライフスタイルを実現できていない人が多いと思う。それがストレスになっているとも思う。私も理想のライフスタイルからはまだ遠い生活だ。blogで発表したいとは思わない。

とにかく、自分の結婚観やらなにやら現実の生活とはかけ離れたようなことばかり書いていた私の記事は人気がなかったに違いない。30代後半シングルマザーのうえにプロフィール画像さえ掲載していなかったというだけで記事を読む以前に対象外だろうけれど、、、。