Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

生活困窮者と保証人

このブログでもDV離婚で母子家庭になったことに伴う各種手続きの煩雑さについてぼやいてきたけれど、現在私に課せられた事務仕事は、福祉の資格を取得するために借りている奨学金についての書類を作ることである。

保証人二人と自分自身の印鑑登録証明書を用意し必要事項を書類に記入(保証人にも署名してもらう)、印紙を買って貼る等だ。両親ともに健在で収入にも問題がなかったり、頼れる親族が多ければ保証人になってくれる人を見つけやすいけれど、そもそもそうであれば奨学金を借りたりせずに済む確率も高い。親からお金を借りてしまえば良いだけだ。生活困窮者は保証人になってくれ人を見つけること自体が困難なのである。私の場合、今回は二人にもお願いしなければならない。

いくら仲が良くても赤の他人に保証人になってもらうことをお願いするのは気がひける。私は一人っ子なので、兄弟姉妹はいない。仲の良い友達ならいるけれど、保証人という関係をプラスするのは気が進まない。

もちろん、私は今回保証人になってくれた人に迷惑をかけることは避けたいので、返済はきちんと行っていく予定だし、返す目処もたっているけれど、万が一返済できない場合は、その人たちの信用を失ってしまうだろう。頼れている僅かな人の信用すら失う危険がある。自分だけの責任にしたいのに、連帯責任を負わされてしまう。賃貸住宅を借り時も同じであるが、困っている人をさらに追い詰める嫌な制度だと思う。