Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

社会的再適応評価尺度

心理学の授業で<適応とストレス>について学びました。

ストレスのもととなる悪性刺激にさらされ続けると、生体はバランスを取り戻すための努力・抵抗を続けますが、これが長期間続くと、生体の適応エネルギーが限界に達し、死に至ってしまうようです。モラ夫の生活に無理して耐え続けることで、身体的な暴力を直接的に受けることがなくても間接的に身体が反応を起こすということですね。怖いです。

でも、高いストレス下でも健康を保つことができるハーディネスという性格特性を持っている人もいます。このハーディネスは、①コミットメント(様々な状況に積極的に関わる傾向)②チャレンジ(毎日の生活において安定よりも変化を好む傾向)③コントロール(出来事に対して自らの力が影響を与えていると信じ行動する傾向)という三つの要素から構成されます。DV夫との生活を長く続けてこられた人は、もしかしたらこのハーディネスという素敵な特性が備わっているのかもしれません。

タイプA行動パターンという言葉も知りました。これは、虚血性心疾患の発症と関連性が高いと言われている一連の行動パターンのことのようです。特徴として①強い目標達成衝動②競争心の強さ③永続的な功名心④時間に追われている感じを持つ⑤身体的精神的な過敏性⑥強い敵意性や攻撃性⑦大声で早口で話す、などがあります。苛立ちを態度に表したり挑発的な言動もとるようで、なんだかDV夫みたいです。

いろいろランダムに書きましたが、授業の中で何が嬉しかったかというと、ホームズとレイが作った社会的再適応評価尺度の表を見て自分の得点を確認したことです。これは、生活上の出来事と疾病の関連性を示す尺度の表で、点数が高いほどストレスが高いということになります。

私の点数はかなり高かったです。そのことが嬉しいというのは自虐的に聞こえるかもしれませんが、こんなにストレスが高いのに生きていること、さらなるストレスを恐れずにすむ状態にあること、に自信を持ったり喜びを感じて良いと思うのです。

下に20位までを書きますが、もっと詳しく知りたい人はそれ以下の点数も調べてみてください。

< 社会的再適応評価尺度>

1位 配偶者の死 100点
2位 離婚 73点
3位 夫婦別居生活 65点
4位 拘留や刑務所への留置 63点
5位 家族の死 63点
6位 自分のけがや病気 53点
7位 結婚 50点
8位 解雇・失業 47点
9位 夫婦の和解・調停 45点
10位 退職 45点
11位 家族の健康上の大きな変化 44点
12位 妊娠 40点
13位 性的な障害 39点
14位 新しい家族ができる 39位
15位 ビジネスの再調整 39点
16位 経済状態の変化 38点
17位 友人の死 37点
18位 仕事の変更 36点
19位 配偶者とのけんかの数 35点
20位 1万ドル以上の借金 31点