Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

昼休みと弁当

一昨日の続きのようなことを考えた。

コロナで学校も給食もなくなり、特別預かりの娘の弁当を毎日作っている。弁当食材の買い物、弁当箱洗いの時間など含めて、どんなに手間を省いても確実に30分から1時間くらい弁当のための時間がとられている。2人分くらいずつ作るほうが楽なので自分の分の弁当も作り職場にもっていっている。

ちなみに、コロナ以前、長期休暇以外の学校給食がある日は、よほどおかずが余っていない限り自分だけの弁当は作らない。珈琲やお茶など飲み物のみ職場に持っていっている。

外食をとる選択肢は私の職場ではないので、お昼はパン屋のパンか、コンビニのおにぎりとホットスナックか、インスタントラーメンか、たまに弁当屋の弁当を買って食べていた。

パン屋のパンはたまに食べたくなるけれど、持参の弁当の方が買ってきたものより自分好みで美味しい。

それでも弁当を持っていかなかった理由は、弁当にかかる時間の短縮、荷物の重さの軽減などの理由もあるが、弁当を持っていったら、外に出る口実がなくなるからだと思う。

『お昼を買いに行く』という理由で職場を少しだけ離れられる。

仕事とお昼休みと弁当のことを、私の多くの職歴毎に考えてみたけれど、狭い休憩室で、いつも同じメンバーで、気も合わない人と適当な話をするのが本当に苦痛だった。たまたま気の合う人が職場にいた時は、一緒に食べるのが楽しかった。それでも、そんな雑談昼休み以外にもできるので、やっぱり理想はひとりで読書したり、考え事でもすることだった。

1番苦痛だったのは、デパート勤務で、6人くらいのグループで混み合う社食に食べにいっていた時。

中高生の時、グループでお昼ご飯を食べていた時は気が合うメンバーだったし、グループに所属していることによる安心感があったけれど、社会人となってからは、ひとり行動も平気で、その方が気が楽だ。なのに、個人主義的ではない人がまわりに多いと、その中であえて個人主義をとることにより人間関係が難しくなるので、集団の中に入っていた方がましになる。そうなると昼休みは、自分の時間ではなくなる。仕事の続きだ。もしかしたら、私のように昼休みを完全に仕事と分けたいと思う方が少数派なのかもしれない。たとえば、いったん職場にいってそこから出張する場合は、移動時間も労働時間に含まれるのに、家から直接片道2時間かかる出張先に行く場合、移動時間は労働時間に含まれないことなど、私はいちいち気にする。

そんなこと気にしないくらい仕事に情熱を注ぎ、プライベートも仕事みたいに出来る人に、きっと私はなれっこないので、そんな人が羨ましい。

ちなみに、一番最初の仕事は大好きな紅茶だったのに、仕事になった途端、嫌いになった。今、せっせとしているゲームも、仕事としてするように言われたら嫌になるのだろうな。

今のところ子育てを仕事だと思ったり、嫌だと思ったりせずにすんでいて、本当によかった!