夫のお母さんのこと
犯罪者の親の責任を追及することは疑問視しているのですが、今日は少年Aの父母著『「少年A」この子を産んで』をなぜか読みたくなり読んでみました。
DV夫のお母さんのことは時々思い出します。DV夫のことを信じていたお母さん、DV夫について謝罪をしたお母さんのことです。私も子どもを持つ親として、自分の子が暴力の加害者であると知った時、自分はどう対応するのだろうか考えることがあります。
夫からDVを受けていた最中、夫の親族をも夫の友達をも信じられませんでした。夫の嘘を信じ込んでいた夫の親族の中で、肩身の狭い思いをしたこともあります。
でも、夫のお母さんと最後に話しをしたとき、私はどうして夫の言うことだけを信じるのか、と夫のお母さんにこれまで言えなかった思いを伝えることが出来ました。もう、遠慮などすることがないと思ったからです。夫のお母さんは謝っていました。私は、お母さんが謝ることではありません!と興奮して言っていたと思います。とても、複雑な気持ちでした。
夫のお母さんは、悪くありません。それまで、夫の親族には信じてもらえないだろうと私は遠慮して夫の悪いところを夫の親族に相談しませんでした。私が夫の親族に言ったことがまた変に夫に伝わってややこしくなるのも嫌でした。
調停を申し立て、別居したあとだからこそ、言う勇気を持てたのかもしれません。
私が、夫のお母さんの立場だったら、やっぱり謝るしかなかったと思います。
子どもを犯罪者にさせたいと思う親はいないでしょう。どんな教育機関に送り込んでも、100パーセント犯罪を犯さない可能性はありません。
私は、お母さんを責めたかったのではなく、誤解されたままが嫌だっただけなのですが、自分の気持ちを伝えて良かったのかな、と今も夫のお母さんのことをたまに思い出しては切ない気持ちになります。
「少年A」この子を生んで……―父と母悔恨の手記 (文春文庫)
- 作者: 「少年A」の父母
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2001/07/01
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 82回
- この商品を含むブログ (29件) を見る
法テラスの借金完済!
習いごと
私自身はというと、スイミング・絵画・くもん・ピアノ・数学塾・英語塾に通っていました。
今、娘の保育園の友達は、スイミングやらキッズ英会話やらバレエやらピアノ教室やらに通っていますが、私はこれと言って何も習わせていません。
平日も土日も仕事が多いので、送り迎えをコンスタントに出来ないだろうからです。そして、たまの、休みは娘と一緒にやりたいことがたくさんあるからです。
習いごとをさせるメリットとして、娘に継続的に関わってくれる人が増えるということがあります。親族資源に乏しいので、やはり、出来るなら習いごとをさせたいと思っています。
でも、継続的に関わってくれる存在というのは、習いごとの師ではなくても、主治医であったり、近所の人であったりでも良いのです。
7歳くらいをすぎて、本人が習いごとに1人で通えるようになったとき、本人にやりたいことがあれば習わせてみようかな、と思ってい
ます。
そして、習い事を一つでもしていたら月々5千円〜1万円はかかっていただろうと思うので、一万円くらいまでは子供の刺激になりそうな音楽会やら本やら単発イベントにお金を使っている次第です。
定時で帰る
- 作者: いけだたかし
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/メディアファクトリー
- 発売日: 2012/02/20
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
鬼おろし初体験
生活保護について思うこと
- 作者: 柏木ハルコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/08/29
- メディア: コミック
- この商品を含むブログ (24件) を見る
2年前の正月に書いた下書き記事を読み直し、2年前は正月から生活保護のケースワーカーの漫画を読んでいたことを思い出しました。
私は、妊産婦期間、体調も悪く、子供を預ける人もいない、つまりいくら働きたくても実質働けない時、夫のDVを受けていたので、別居と離婚を視野に入れ、生活保護の受給について役所に相談に行ったことがあります。資産も収入も無い点は簡単にクリアできるのですが、心情的に「扶養の優先」がネックとなり、受給を申請しようとは思いませんでした。扶養義務者の扶養は、「保護の要件」ではなく、「保護に優先される」、ということなのですが、どう違うのかはっきりとはわかりません。
扶養義務者とは、民法の規定により、配偶者、直系血族及び兄弟姉妹並びにそれ以外の三親等内の親族で、家庭裁判所が特に扶養義務を負わせた者のことを指すようですが、そもそも、頼みごとをしやすい間柄の扶養義務者がいるのであれば、要保護者の困窮の状態に気づき、何らかの支援をしているはずだし、要保護者も、生活保護を考える前に扶養義務者を頼ることを考えてるはずです。
生活に困窮し、孤立している状態である上に、縁遠くなっている扶養義務者に生活保護関係の照会が入ることにより、ますます要保護者が追い詰められるのは目に見えており、これはまさにスティグマだと思います。
私が生活保護の受給相談に行ってから約6年経ちました。その間、子どもとの時間を犠牲にし、離婚訴訟を抱えながらトリプルワークで頑張っていた時期もあります。そこまで頑張ったほうがましだと思わせる生活保護申請って何なのだろうと思います。
実際、あの時受給について申請しなかったため、ここで現状がどのようなものであったかレポートすることは出来ないのですが、社会福祉士の勉強をする中で教科書的に被保護者に知っておいて欲しいと思ったことをメモしておきます。※現実問題、生活保護の支援機関と繋がるのがきっとはやいでしょうね。
- 被保護者の義務としてある、福祉事務所による「指導や指示に従う」は、あくまでも生活の維持や自立に向けての指導や指示であり、現業員の恣意的な指導・指示に従うことではないこと
- 福祉事務所の決定が不当な処分だと感じた時は審査請求ができること
参考までに
支援機関 もやいのアドレスを貼っておきます
銭湯デビュー
- 作者: 西村繁男
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1983/11/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
絵本作家の西村繁男さんが大好きなのですが、同じく西村繁男好きの娘がかねてから行きたがっていたこともあり、近所の銭湯にデビューしました。しかもクリスマスイブに。
銭湯の番台さんはじめ、いろんな人から声をかけてもらえたのが楽しかったのか、娘は毎日行きたいと言い出すくらい銭湯を気に入りました。
ご近所さんと仲良くなるには銭湯が手っ取り早いな、ともっと早くデビューしなかったことを後悔しています。
近々引っ越し予定ですが、引っ越し先では積極的に銭湯を利用していきたいと思います。さすがに毎日は無理だけど、月1回くらいは行けたら良いな。