Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

コロナ禍の中の音楽

このリモート音楽を聴いてたくさん泣いた。以来、いつも自分を勇気付けるためにメロディを口ずさんでいる。『コンパス・オブ・ユア・ハート

https://m.youtube.com/watch?v=UAJ7e3mEs1Q

リモート(テレワーク)合唱・合奏、ステイホームミュージックって面白いな、と思って割とたくさん聴いた。音楽をする人は素敵だと思う。

その中で、選曲されている曲に傾向があるな、と感じたので、そのことを書こうと思う。

日本の曲だと『愛は勝つ』『それが大事』『BELIEVE』『負けないで』がよく歌われているようだ。外国の曲だと『Can You Feel The Love Tonight』『We Are The World』など。

コロナ禍は、いつこの禍が過ぎ去るか見通しが立たない。あと1年なのか、5年なのか、死ぬまでずっと罹患の恐怖に慄きながらマスクで密を避ける生活が続くのか。

苦しみに終わりが来る、報われる、という希望があれば生きるエネルギーも湧いてくるものだけれど、ゴールが見えずに挫けそうになることがコロナに限らずある。いつか良い状況になる、と信じられることは、死にくなった人にとって、死を選ぶか、生きようと思えるかを分ける重要なファクターだとも思う。「信じる」がキーワードなのかな、と思う。

「どんなに困難でくじけそうでも信じることを決してやめないで」(愛は勝つ

「負けないこと投げ出さないこと投げ出さないこと信じ抜くことダメになりそうな時それが1番大事」(それが大事)

「いま未来の扉を開けるとき 悲しみや苦しみが いつの日か喜びに変わるだろう I believe in future 信じてる」(BELIEVE)

「負けないでほらそこにゴールは近づいてる どんなに離れてても心はそばにいるわ 感じてね見つめる瞳」(負けないで)

※これは、心や見つめる瞳という目に見えないものを感じるという意味で、信じるに近い内容だと思う。

And can you feel the love tonight?
How it's laid to rest?
It's enough to make kings and vagabonds
Believe the very best(Can You Feel The Love Tonight

※上記同様、愛を感じるって、信じるに近いことのように思う。

https://m.youtube.com/watch?feature=youtu.be&v=TJYWf78h4Vk

When you're down and out, there seems no hope at all
But if you just believe there's no way we can fall well well well well(We Are The World

そして、最初にあげた、コンパス・オブ・ユア・ハートでも歌詞にはこうある。

「人生は冒険だ 地図はないけれど 宝物探そう 信じて Compass of your heart」(コンパス・オブ・ユア・ハート)

「コンパス・オブ・ユア・ハート」という言い方が好きだ。心の指し示す方向、その先に何があるのかわからない。明確な目標や到達点があるわけではないけれど、人の意見に振り回されず、こっちが良いのではないかという自分の直感に従ってとにかく冒険してみよう、先に進もうというニュアンスが含まれると思う。

何か明確なものを目指すのが苦手な私だけれど、心のコンパスは、弱々しく揺れながらもある方向を指してはいて、そちらの方に向かっていこうと思っている。何を信じたら良いのかわからないけれど、心のコンパスは信じられるな、と思う。