お金の心配を子どもにさせてしまったこと
仕事を残して帰っているのに関わらず、帰宅時間が深夜に及ぶことが多く(今は帰りの電車の中です)、子どもの将来や2人での生活のために働いているのに、子どもとの時間がほとんどとれないジレンマに悩む日々です。
今朝、子どもに聞いてしまいました。
「ママがお仕事いっぱいして夜遅くなってもお金があるのと、ママが一緒にいられる時間長いけどお金があまりないのとどっちがいい?」
4歳の子どもにお金の話や大人の事情を話してしまうのは、愚問だし、そんな心配させるべきではないとわかっていつつも、理想と裏腹に口から出てしまうことが多いお金の話や大人の事情。
ちょっと考えてから娘の口から出た言葉は
「お金ないと困るからママ働いてお金あった方がいい」
私がちょこちょこお金無くなる恐怖を植え付けてしまっていたんだろうな、と反省すると同時に、そういう理由で自分を納得させて頑張ってくれていたんだな、とジーンとしました。
子どもの貧困、6人に1人、昨年この1人に入っていた私は、現在収入的にはここから抜けています。
しかし、時間短縮のためにタクシーを使ったり、安くて良いものをじっくり探すのではなく、手に入りやすいものを割高でも買うようになったり、出て行く経費も増えました。
貯金ができるかと言えば、弁護士費用や学費の借金返済にあてており、全くできていません。
そして、上に書いたように年端もいかない幼児にお金の心配をさせざるをえない現状があります。
収入だけでは計れない潜在的な子どもの貧困のデータには現在の私たち母子も含まれてしかるべきです。
と思うと、何人に1人になってくるのだろうか、と考えます。