体験の貧困
もともとクレヨンハウスの出している自然派育児雑誌が好きな私でした。(今も好きです)。そこに出てくるナチュラルに見えて結構お金のかかるライフスライルや、よくできたおしゃれで育メンなパパや、絵に描いたように幸せな家族に無自覚ですが嫉妬もあるのかもしれません。
その雑誌で読む記事に妙な反発心を覚えながら、「お金なくったって好きなライフスタイルをしてみせる」「パパがいなくたって子どもと温かい家庭を築けるぞ」と意気込んで生活しています。その経過をこのブログにも綴っています。
というわけで、お受験なんかにはまったく興味もなく、のびのびと子育てさせたいと思っているのですが、たまに出かける親子イベントで幼稚園に通っている子と接したりすると、保育園でこのままのびのび遊ばせているだけで良いのかな、と不安になることもあります。
休みの日くらいしか子どもときちんと接することができない私が今のところ実践しているのは、親子で様々な体験をすること。なるべくお金をかけずに様々な体験をするためにはいかに情報を集められるかが重要です。特に行政主催のイベントは、ぜひ活用してください。
たとえばこれから住む場所を定めるなら、そんなイベントが多く行われる施設の近くに住むというのも良いかもしれません。
私はちょっと家賃は高いけれど、イベントが多く行われる施設の近くに住んでいます。予定がない週末でもその施設に行くと何かしらイベントに参加できるのです。
子どもの貧困の中には「体験の貧困」もあります。学校が休みの日の体験が乏しいというものです。習い事はさせられないけれど、リアルな体験の中から子どもが様々なことを学んでくれたらと思っています。