Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

食パンを買う罪悪感は消えた!おおらかな食育

『こどもといっしょに食パン料理の本』という本をみつけました。

妊娠してからというもの、身体に良いものを意識せざるを得ないようになり、子どもが生まれてからも、お手軽なものを食事にする時は罪悪感を持ってしまっていました。もともとパンと洋食が好きな私ですが、子どもの健康にはどちらかというと和食が推奨されることが多いので、一人暮らしの時以上に和食の料理に手間と時間をかけることが多くなりました。食パンを買う時さえも、ご飯を炊く手間を省いたような罪悪感を持っていました。パンが晩御飯になってしまう時はなおさら。とはいえ、一人暮らしの時より、圧倒的に料理に割ける時間は少なくて、ちょっと息苦しくなっていたのですが、この本のタイトルを見て少しだけ楽になりました。

この本の料理レシピを提供しているユキさんはロンドンのホテルでパティシエとして活躍中のお母さんです。きっと手をかけた料理もお手の物なのでしょうけれど、載っていたレシピにはおそうざい屋さんで買ってきたいんげんごま和えや春巻きなんかも使われています。子どもと愉しんで作ることを第一目的にしているので、レシピは簡単なものばかり。

栄養価や健康のことを考えるのは確かに大切だけれど、今までの私はそちらで頭がいっぱいになり、自分で自分を追いつめていたような気がしました。

日本人の体質には和食がやっぱり合うのかもしれないけれど、外国に住んでいたらその土地の食文化を取り込んでいくことも必要だし、もう少しおおらかな気持ちになろうと思いました。難しい手間のかかることを子ども抜きでするのも良いけれど、簡単に出来ることを子どもと一緒にするのも立派な食育だよなぁ、と。

こどもといっしょに食パン料理の本

こどもといっしょに食パン料理の本