Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

Ring-a-ring o'roses

この唄が初めて活字になったのはケイト・グリーンウェイの「Mother Goose, or the Old Nursery Rhymes(1881)」で、輪遊びをする時の唄です。子どもたちが手をつないで横にまわりながら歌い、3行目ではくしゃみをして最後は両足を空中にあげて死んだように倒れるとか。

ヨーロッパで14世紀と16世紀に流行したといわれるペスト。Ring-a-ring o'rosesは実はペストのことを歌ったというちょっと怖い俗説もあります。「バラ」は発病の初期に見られるバラ色の吹き出物を指し、「輪」はペストの確証である「丸く黒い腫れ物」の斑点のこと、「ポケットの花」はペストを避けられるとされていたハーブ類を、くしゃみは病人が死の直前にするくしゃみを、倒れるとは死を指しているとのこと。

歌うのも怖くなるような意味ですが、メロディーはなんとも親しみやすく、口ずさみたくなるようなものなのです。

Ring-a-ring o'roses,
A pocket full op posies,
A-tishoo! A-tishoo!
We all fall down.
The cows are in the meadow
Lying fast asleep,
A-tishoo! A-tishoo!
We all get up again.