FP3級

シングルになる日は近いな、と思いつつ一番恐れていたのはお金のことです。

自分一人だけならお金が無くなって最悪死んでしまおうと仕方ないと思えます。でも、子どもがいると、子どももろとも死んでもいいやなんてとても思えません。

子ども一人にを成人させるまでにかかる費用を調べて途方にくれました。とある保険会社の調べによると、すべて国公立で学費の高くないコースで学んでもらっても最低3000万円ほど必要らしいのです。

これまでその日暮らしで貯金ゼロ、マネープランを立てるなんて馬鹿にしていたくらいの私ですが、子どもが成人するまでのマネープランを立てる必要性を痛感しました。

そこで、思いついたのはFP3級の勉強をすること。マネープランの立て方を学べそうです。あわよくば2級、1級まで進み、転職の強みに出来るかも、なんて思い、ブックオフで200円になっていた昨年のテキストを2冊購入しました。自分を追い込むために、早々に申し込みもしてしまいました。（受験料3000円）

さて、勉強をはじめて、なるほど税金の仕組みなんて実生活でも役に立ちそうな分野もあったのですが、金融資産運用、不動産、相続に関する問題を解きながら自分とは縁がないことすぎて気持ちが落ち込みました。遺産や退職金とか例題として出てくるお金が百万、千万単位なもので・・・。

でも、受験料がもったいないので何とか頑張って勉強し、総仕上げに念のため最新の問題集を1冊追加購入し（1500円ほど）、何とか合格。

結論から言うと、保険、金融関係を目指す人やある程度資産の多い人以外は、資格取得のためだけに全科目を勉強してもあまり意味がないのではないかと。金融資産運用など私にとっては現実味が無かったし、資格取得後3か月ほどしか経っていませんがもう忘れてしまいました。資格取得費用5000円。関連する仕事を目指す人には、合格率も高く狙いやすい資格だと思います。