Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

転職や就職を考えている方へ

ひとり親になるまで、正社員という働き方は自分に向いてないのかな、と思っていました。

新卒で入社した会社を半年ほどで辞めて以来、派遣社員やら契約職員やらで貧しくとも割と気楽に生きてきました。

ひとり親になり、養育費もない中、さらには裁判費用等の借金を抱える中で子供に対する大きな責任を感じ、資格をとって、正社員になりました。

そして現在、一日4時間を超える残業や休日出勤を続けても仕事は終わらないどころか増える一方です。

収入は、以前の倍どころか3倍くらいになりましたが、幸福度は下がっています。

40歳を手前して、若い頃と違い転職も容易ではないということは知っています。

でも、仕事を辞めようかと毎日考えています。

子どもに、他の子が与えられる環境とできるだけ同じものを与えたい。父親がいない上に経済面で苦労をかけたくないと思っての正社員の選択でしたが、経済的には豊かでなくとも自分自身も無理しない生き方を選択すべきだったのではないかと思っています。

ひとり親には、介護士や看護士の仕事、人手不足の分野の仕事が推奨されています。私もこれに似た仕事をしています。これらの仕事は人の命に関わる素晴らしい仕事であると同時に大きな責任が伴い、身体的、精神的なストレスともに大きな仕事です。夜勤や宿直も避けて通るのは難しいのではないでしょうか。

今就職を考えている方には、その仕事をひとり親としてこの先5年、10年続けられるのかよく考えて欲しいです。限られた選択肢だからといって他の仕事の選択肢を捨てないで欲しいです。

ひとり親になる前の自分の理想とする生き方はどのようなものだったのか、自分に向いていること、向いていないことは何なのか焦らずしっかり考えてみてください。

経済格差は極端で、ちょうど良い給与、ちょうど良い働き方ができる職場を見つけるのは今の社会でとても難しいことです。

心身ともにまず、自分自身がつぶれないことがおそらく子どもにとっても最優先事項です。