Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

支援者をもの足りなく感じたとき

私がDV夫について相談した人は行政の担当職員のほか、臨床心理士司法書士心療内科の医師、弁護士(複数人)、警察官、会社の悩み事相談員など様々です。

その時私が持っていた疑問について、さすがに弁護士さんは明確に答えをくれたので助かりましたが、そのほか相談して良かったと思えた人は残念ながらいませんでした。

これはその職種がどうこうというよりは、私と担当者の相性が悪かったのと、私自身が誰かに答えをみつけて欲しいと無自覚ながら思っていたからだと思います。

最近、「支援者を物足りなく感じた」という趣旨の話をDVサバイバーと話し、私もそう思っていたことを思い出しました。

個人的に、無能な支援者のところに通って時間を削る必要はないと思います。頼りになる支援者と出会えるに越したことは無いと思いますが、出会えない場合どうしたらよいのか考えてみました。

現在の支援者との関係を続ける場合、担当者(支援者)は、あくまでも利用者(当事者)の自己決定に基づいて助言・アドバイスをする人なので、「このようにしたらよいでしょう」とはっきり言ってくれる存在ではないという前提で相談すべきです。答えを提示してくれることはありません。話を聞いてもらうことが、自分の考えを整理する助けになるなら、それはそれで意味があることです。

支援者を物足りなく感じるのは、「自分自身がどうしたいか」整理できていないのに、気持ちばかりがあせっているからかもしれません。相談に行く前に、自分が問題と感じていることをノートに書き出して、自分なりの優先順位を考えたうえで、それを参考に相談したら良いと思います。

支援者を頼らない場合も同様に、問題を書き出してみて、その優先順位を決め、解決には何が必要か自分で考えてみることが大切です。

その後、住んでいる地域の図書館(できれば男女共同参画センターの図書館)に行くなり、パソコンを使うなりして情報を調べましょう。

誰か、信頼できる身近な人に自分が問題と思っていることについてや、それについての自分の考えを聞いてもらい、客観的な視点も自分の考えに追加すると良いと思います。

自分で調べたことは身になるし、自信にもつながります。

人に不満を言うより自分で動いてみる。離婚のステップを進めるために、またひとり親として生きていくためにとても重要な考え方です。