平成27年から始まった「子ども・子育て支援制度」で保育施設を利用するための現況届を記入し、職場で作成してもらった就労証明書をつけて保育所に提出しました。
「子ども・子育て支援新制度」とは、平成24年8月に成立した「子ども・子育て支援法」、「認定こども園法の一部改正」、「子ども・子育て支援法及び認定こども園法の一部改正法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律」の子ども・子育て関連3法に基づく制度のことです。
子ども・子育て関連3法のポイントは①地域型保育給付の創設②認定こども園制度の改善③地域子ども・子育て支援事業の充実④市町村が実施主体⑤消費税率引き上げによる財源確保⑥内閣府への「子ども・子育て本部」設置⑦内閣府への「子ども・子育て会議」設置、等ですが、わかりにくいので色々調べてみました。
内閣府のページからダウンロードできる冊子がわかりやすかったです↓
子ども・子育て支援新制度 なるほどBOOK(平成26年9月改訂版) - 子ども・子育て支援新制度:政策統括官(共生社会政策担当) - 内閣府
制度についてのページ↓
「子ども・子育て支援新制度 なるほどBOOK」を読んで、保育を必要とする事由に「虐待やDVのおそれがあること」と明記されていることに驚きました。私が現に渡されて記入した現況届の記入項目には、その他を含めた他の9項目はあったのに「虐待やDVのおそれがあること」はなかったからです。この項目は現況届から意図的に省かれたようです。「虐待やDVのおそれがあること」という事由はその他に書くべきこと、明記するのは憚られることという扱いにちょっと考えさせられました。「子ども・子育て支援新制度 なるほどBOOK」にきちんと記載があったことにより、この理由も立派な保育を必要とする事由になるのだと、私は安心したの出来たのですが、役所としては、現況届の用紙に項目として挙げてしまうと色々面倒くさいことになると想定して省いたのかな、と思いました。