Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

養育費不払い者はお尋ね者-養育費を受け取っていないシングルママへ

日本では養育費がきちんと履行される割合は2割に満たないようです。私にも、決まった養育費の支払いは一銭もなされていません。Fpicのニューズレターにあった遠藤富士子氏の文章を読み、日本の養育費履行確保の制度は諸外国に較べあまりにも整っていないな、と実感しました。
たとえば北欧諸国やドイツ、フランスなどには、国が義務者に代わり立て替えで養育費を支払い、国が義務者から回収するという制度があるようです。支払いに応じない場合は、強制的な徴収手段がとられます。また、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどには国による養育費取立ての援助制度があり、アメリカ政府の中には養育費庁まであるとのこと。

アメリカのほとんどの州では養育費不払いが犯罪とされ、養育費不払いの親の写真に「Wanted」という見出しをつけたポスターが貼られ、徹底的な追求がなされたり、日本のお隣り、韓国でも養育費支払いに応じない者を監置する制度が設けられているとか!

自分の顏写真に「Wanted」と書かれて貼られるなら、他人に対して嘘だらけでいい人ぶっているモラ夫も慌てて養育費を支払うのではないかと思います。自分の嘘だけで取り繕っている体面が崩れるからです。モラ夫の嘘で私を加害者だと思っている人もいるでしょうが、ポスターによって本当はどちらが加害者だったのかわかると思います。そんなポスターを子どもが見て、自分の親だと知ったら子どもも恥ずかしく思うでしょうし、現実的にはその制度のマイナス面もあるかもしれないけれど。

養育費を受け取っていない皆さん、養育費を払わない人間は、たまたま日本だから犯罪者扱いされていませんが、グローバルな視点で見ると立派なお尋ね者です。と、日本の制度の中にはいても、そう思えるだけでちょっとは慰みになりませんか。私はちょっと嬉しくなったのでご報告します。