Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

家庭裁判所調査官の訪問(調査官の報告書を読む前の感想)

以下の記事は調査官の報告書を読む前の感想です。全体的に調停委員会、調査官を信頼するような内容ですが、この後調査官の報告書を読み、私はショックを受けることになります。このことについてあらためて記事を書く予定ですが、調査官の訪問の際は、彼(彼女らを)信用しすぎないこと、正直にありのままを話したり見せる必要はなかったと後悔したというのが個人的な感想です。

↓(調査官の報告書を読む前の感想)

別居したから、調停中だからと言って誰もが家庭裁判所調査官の訪問を受けるわけではないけれど、私は家庭裁判所調査官による自宅訪問を受けた。

モラ夫は、子どものことが心配だと調停でも自分が善人で突然出て行かれた被害者であるかのように言い続ける。本当に心配だったら子どもと一緒に暮らす私へのストレスを軽減することが子どものためにもなるのに。

「子どものことが心配だと言うこと自体が私の育児能力を否定するようなひどい発言だと思います」と私が言うと、「離れている親は子どものことが心配なものです。傷つけるとかそんなつもりなしに言っているのですよ」と調査官に諭される。

調査官が報告書をあげてくれることで夫が少しでもおとなしくなればと思い、私の場合は割と積極的に訪問を受けた。報告書には夫にも公開されるので、居場所を特定されるなどの危険性はあるけれど、書かないでほしいことは逐一調査官に伝え、書かないようにしてもらうことができる。

調査官もさまざまだろうから同じようにはいかないかもしれないけれど、私の体験を参考に書いておこうと思う。

仕事も休んで一日がかりの調査だ。午前中は家庭裁判所に赴き、母子手帳のコピーをとられたり、健康診断の受診状況、予防接種の接種状況などを聞かれる。

午後は、自宅訪問を受け、子どもと家でどのように過ごしているか、何を食べさせているのか、実際の関わり方を観察されるといった感じだ。(お茶とお菓子を用意したけれど、お菓子は「仕事なのでいただくことができないのです」とのことで、お茶だけ飲んでもらった)

別居先の部屋がどんなに狭くても、子どもに高価なおもちゃを買ってあげることができなくても、仕事が忙しくても、子どもにきちんと愛情をかけていることが伝わったら良いと思う。

DV夫から(自分だけではなく)子どもを守るため別居しているお母さんなのだから自信を持って欲しい。

私の場合は、ひとり親としてやっていくこれからのことが不安であること、そのために本や講座などで勉強していることも素直に伝えた。

手作りお菓子などをわざと用意したりもせず、ありのままを見せた。いつもより張り切っても心理学の知識も持っている調査官に見抜かれる可能性があるらしい。

たまたま子どもが機嫌が悪い場合もあるかもしれないけれど、見知らぬ調査官が来るのでいつもの表情は見せないかもしれないけれど、恐れることはないと思う。調査官との話の中で、iPhoneに撮ったおでかけの様子、子どもの愉しそうな様子の画像も見せながらなにげない会話をして終わった。

冷蔵庫を見られたり、風呂もみられたりするのかな、と思っていたけれど、そんなこともなかった。