Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。シングルママもパパも生きやすい日本になる日を願いつつ、今シングルママ として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

保育士実技試験覚書(造形)

片親であることによる子どもの心理面への影響は、シングルママとして気になるところだ。DVによる離婚の場合はなおさら子どもに負わせてしまった傷をどのようにケアしていけるのか心配になる。子どもの健康面については、働いていて余裕が無い中でもしっかり正しい知識を身につけ、対応していきたいと思う。

そんなとき、保育士の勉強をするのはかなり有効だ。子どもを育てるときに最低限覚えておきたいことが、ひと通りまとめられている。手に職をつけるという意味でもプラスになる。

ということで、私は保育士の筆記試験をこの8月に受験し、今日実技試験を受けてきたところです。受験した科目は造形と言語。つまり絵画とお話しの読み聞かせ。まったく絵心がなく、絵なんて中学校の美術以来ろくに描いたことのなかった私だけれど、音楽を選択しても練習する場所が確保できないなと思ったため、音楽以外の科目を選択することにしました。結果なんとか合格できたので、何をどう勉強したか忘れないうちに書いておきたいと思います。

☆言語の感想はこちらに書いてます→保育士実技試験覚書(言語)

造形試験のために私がしたこと

  1. 色鉛筆を購入した。(「消せる色鉛筆が良いな」と24色で安いセットを購入したところ、色の出が薄く、消せるという割によく消えなかった。仕方がないので再度12色の消せる色鉛筆セット、ユニ・アーテレーズカラーを試し描きをしたうえで購入)
  2. 鉛筆削りを購入した。(試験会場にも持ち込める。実際削る時間などなかったけれど)
  3. 色鉛筆立てにするために紅茶を購入。(その缶を試験会場に持って行った)
  4. 筆記試験の勉強に使ったユーキャンのテキストをみて、イラストから使えそうなものをピックアップ。鉛筆でノートに書き写してみた。子どもの特徴的な仕草をとらえるのに役立ったと思う。
  5. 色鉛筆の発色の確認をし、肌の色として使う色や、床、壁の色として使う色を決める。暗い、汚い色はなるべく使わないようにする。
  6. 子どもの写真が載っている保育園のパンフレットなどから構図的に使えそうな写真をノートにスクラップしてみた。
  7. 保育園のパンフレットや筆記のために使用したテキストから、保育園での子どもの1日の生活を頭にインプット。そこから想像しうるだけのパターン(登園の様子、自由遊びの様子、手洗いの様子、お昼寝の様子など)をノートに書きだした。その後1年の行事(遠足、劇発表、運動会など)についてもイメージし、ノートに書きだした。書き出したものを試験まで出来る限り描いた。(過去に試験問題として出たものも調べて書き出し、それらは基本あとまわしにした)
  8. エンゼルカレッジのHPに投稿されていた合格者さんの絵を参考のために見てみた。使える背景や小道具などはまねをして、自分が描きやすいもの、どんな問題が出ても共通して使えるものをピックアップし、屋外の場合、園庭の場合、室内の場合、と3パターンオリジナルの背景を考えた。
  9. あとは時間が許す限り描いた。

作品(計9枚)を描いた感想と、人に見てもらいアドバイスしてもらったこと

  • 1枚目は「テーブルで折り紙を折っている図」を描いた。試験時間を意識せず、紙の大きさも小さ目。自分が遠近法や立体的に描く方法をまったく理解できていないことを自覚できた。実際の写真を参考に描いたが、園児の服まで細かく描き、かなり時間がかかった。4人も子どもを描いているが実際の試験では2人描くだけで精いっぱい。
  • 2枚目は「保育士と園児が園庭でかけっこをしている様子」。3人も子どもを描いている。活き活きと活動している様子、動きを感じさせる絵がいかに難しいかわかる。足の位置など不自然になり、描きなおしが多かった。
  • 3枚目は「劇発表の練習」。子どもがいつの間にか小学校低学年くらいの体型になってしまっていた。幼児体型を心がける必要あり。保育士が後ろで呼びかけているのだが、いまひとつ関わりが薄く感じられる。
  • 4枚目は「散歩で植物と親しんでいるシーン」。園庭でも室内でもない背景は広がりを感じさせる必要があり、背景を描きこんでスペースを埋めるのが難しい。
  • 5枚目からやっと試験を意識し、サイズも規定にし、時間を計りながらした。40分で描き、最後の5分を見直しの時間に使う。「楽器の演奏シーン」を描いたが、またもや小学生体型に。人物の髪型、服の柄や色を毎回迷うので決めるべきと思った。はみだしが多く、塗りを丁寧にする必要あり。はみだしは消すのではなく利用してしまうことにする。
  • 6枚目は「行事のワンシーン」。節分の豆まきをしているところ。鬼の面など難しく感じる。いつも、壁飾りを花にしていたが、2月という季節を考えると不自然かもしれないと気づく。星や雲など1年を通じて対応できるものが良いかもしれないと思う。ラインを濃くして、奥行きをアピールすべきだ。園の壁の色は茶色ではなく、黄緑など明るい色でも良いかもしれない。
  • 7枚目は「絵本の読み聞かせシーン」。相変わらず色が薄くなってしまう。子どもが二人だとさびしく感じられたので、後ろ向きの子どもの頭だけを付け足したが、いれないほうが良かった。
  • 8枚目は「動物と触れ合うシーン」。動物は難しいので、ハトにする。身近な動物も普段観察していなかったので、想像で描くのに限界があった。屋外の背景が定まらず不自然になった。
  • 9枚目は「園庭の象の滑り台で遊ぶ子供たち」。象を描きこむのに時間がかかったが、象に人物が隠れる部分が多かったので、人物をあまり描きこまず済んだ。園庭の背景は植物や柵にするより煉瓦が楽だと思った。

まとめ 

①色は濃くすることを心がける。

②絵の中に動きを感じさせる。

③事前に考えらえることは(背景、人物の服など)徹底的に練習し、素早く描けるようにしておく。

④人物を大きくしないと、床や地面が広くなりさびしくなる。

⑤先生を真ん中に配置すると、園児と関わっている感じがよりうまく表現できる。

⑥最初に、問題用紙にラフを描き、構図等を決めてから、薄く下書きして描き始めると下書きなしで迷いながら描くより時間を有効に使える。

⑦余裕があればおもちゃ、スコップ、バケツ、植物など小道具を多く練習しておく。

⑧余裕があればグラデーションをつけ、立体感を出す。

⑨最後に見直すポイントは、不自然に見えるところはないか、雑さを感じさせる部分はないか。

 

造形の勉強をして、絵を描くことに対する抵抗がなくなったことが一番の収穫です。子どもに絵本を作ってあげたいくらいにまで絵を描くのが好きになりました。遠近法や立体感を出す方法の勉強、具体的にはグラデーションのつけ方をより知りたいと思っています。

絵を描くことを意識してからは、日常の小さなことをより深く観察できるようになりました。合格できたのはおまけとして、保育士の試験勉強自体がとても意義のあるものでした。

三菱鉛筆 色鉛筆 ユニ アーテレーズカラー UAC12C 12色セット

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