Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。シングルママもパパも生きやすい日本になる日を願いつつ、今シングルママ として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

第三者(医師や調停委員)から見える被害者像について

調停中、精神的にひどくショックを受けることがあり、心療内科を受診した。

私は、夫の行為がいかに恐ろしいかということを述べ、その恐怖心から腹痛と頭痛と不眠があるということを話した。「彼は●●のようなこともしたのだから、▲▲のようなこともこれからするかと思うと恐ろし過ぎる」いうような訴え方をしたら、夫の行為については「そのくらいはすることもあるでしょう」ということで、私の恐怖心については「いろいろ邪推してしまっている部分があるのではないか」ということだった。そして、「もっと大きな病院で診てもらった方がよいでしょう」ということになった。

私が期待していた反応では無かったけれども、これが第三者の視点なのだということがわかり、1200円の診療代を払ったことも惜しくは感じられなかった。受診直後は多少のショックはあったものの、今は先生に対して不満も持っていない。

夫の行為について、私が期待していた先生の反応というのは「それはひどいですね」というもので、私の恐怖心については「そう考えてしまうのも当然です」ということ。つまりは私の言っていることが普通の反応だという承認だった。

モラルハラスメントは、小さかったり大きかったりする出来事の積み重ねだ。個々の事象を見ると他人からしたら些細なことに感じられるかもしれない。でもそれらを長年経験してきた被害者は、その些細なことに見える行動から別の意味を読み取るし、モラ夫のパターンが手に取るように見えてくいる。見えるからこそ、それを恐れるし、被害を最小限に抑えるための努力もしている。

それまでどのようなことが繰り返されてきたのかを話す余裕もない15分ほどの診療時間内で医師に見えてくるのは被害者のほうの過剰性のみで、被害者は、単に被害妄想が激しい人物と映るのだろう。調停の時間も短く限られているので同じようなことが起こる。

「被害者が過剰に見えてしまうのは、加害者がそうさせているからで、もともとの被害者の性質が過剰なのではない、という認識を医師や調停委員も持つべきだ」と被害者が訴えて、それが被害者による加害者への責任転嫁と思われないようにするにはどうしたら良いのか。

このように深読みはするけれども、私は病院や調停の場で演技はしていない。偽ることなく、しかし自分が誤解されないようにかしこくやるべきだ。それがなかなか難しい。

私が調停の場で深読みした発言をすると、「そのように計算してはいけない」と調停委員にたしなめれられた。深読みしてしまうのもまたモラハラ被害者の傾向だけれど、調停の場では素直に見えることが求められているらしい。被害者があまりに素直だったらそれこそ演技である可能性もあるのに。