Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

反発と共感の分岐点

元夫のDVを体験して、経済的・時間的・精神的に余裕がない中子育てをし、「世間の目」をものすごく意識していました。自分自身を常に「世間の目」という眼鏡をかけて見て、「世間の目」からダメと判断されないように過剰に気を遣っていました。 子どもと外出…

人は転んでも、また歩き出す

『人生、ここにあり!』は、精神病院が全廃になり、入院患者が町に返されたイタリアの実話を基にした映画です。日本版予告編より↓ 人は転んでも、また歩き出す 人生で大切なのは 挑戦することだ やればできるんだよ 未来は自分で照らすのさ 私も、転んで、挑…

勉強しなければだいじょうぶ(発達障害の子と接して感じたこと)

『勉強しなければだいじょうぶ』、これは絵本作家、五味太郎さんの本のタイトルです。勉強は辞書的に言うと「無理にでも努力して励むこと」です。それに対して「学ぶ」ことは主体的なこと。興味あることついて、辿る、沿う、真似る、習いながらアレンジメン…

トイレット・トレーニングと虐待~子どもにイラッとした時思い出して欲しいこと

今日は部屋を掃除し、冬物を片付けた。手をつけていないBigサイズのおむつは場所をとるけれど、捨てられずにいる。必要な人にあげたいのだが、保育園で引き取ってくれるか聞いてみようかと思う。 うちの娘はおむつがはずれるのが遅いほうだった。働いている…

『神様の背中』を読んで/明るい場所から放たれる毒矢

さいきまこ『神様の背中』を読みました。貧困の中の子どもたちがテーマの漫画です。私が何冊か本を読んだり講演会に足を運び得てきた、子どもの貧困、DVの問題がふんだんに盛り込まれており、伝え方もよく工夫されている漫画だと思いました。 なかでも、「明…

超高齢化社会を生きること

親は65歳を過ぎて高齢者となり、私自身もあと数年で介護保険料を払うことになります。年金が多かった祖父母とは違って、私の両親の場合、ほとんどない貯蓄や年金だけでこれからの人生を安心して暮らしていけるとはとても思えません。現在の私はというと、自…

日本の未来?アメリカ社会

今日の朝日新聞のニュースでは、富裕層トップ62人の資産が下位36億人の合計という記事があった。経済格差が拡大しすぎている。 日本では2013年6月に「子どもの貧困対策法」が制定されたが、日本の子どもの6人にひとりが貧困であることを、どのくらいの割合…

東京マラソンと自殺者数(社会福祉士数字対策1)

東京マラソンのスタート映像を見てみました。あまりマラソンには興味がないのですが自殺対策支援のNPOライフリンクの代表・清水康之さんが、日本の自殺者数約3万(1998年以降3万人を超えていた自殺者は現在減少傾向にあり、3万人を下回っています)をイメ…

書斎も机もないけれど

社会福祉士の勉強をしている私ですが、子どもと暮らす小さな家には勉強するための書斎も机もありません。食卓として使っているテーブルで勉強しているのですが、和室生活のため、椅子もなく、長時間勉強すると腰や脚が痛くなります。あいにく近くの図書館で…

傍観者と「観客」

傍観者効果とは、まわりに傍観者がいればいるほど、行動を起こさなくなるという心理である。みんなが動かないのだから、何もしない、まわりに同調すれば責任を免れるということである。 この「傍観者効果」の研究はある殺人事件をきっかけに始まった。キティ…

ロスジェネの私と就労支援の仕事

雨宮処凛著『ロスジェネはこう生きてきた』を自分史と重ねながら読んだ。私は1979年生まれの36歳だ。就職氷河期世代、ロストジェネレーション(2007年の時点で25~35歳にあたる、バブル崩壊後の10年間に大人になった人たち)である。自分自身がロストジェネ…

里親のこと

「TV番組で知ったんだけど、里親って結構お金入るみたいだね」と、職場の人が話していたのを聞いて複雑な気持ちになった。どんな番組だったのかわからないけれど、それが見た人の大半にそのような印象しか残さないような番組だったのだとしたら悲しい。 児童…

行政と民間―私の理想とする支援ー

先日、湯浅誠さんの講演会に行きました。活動は知っていたけれど、著書を読んだことはなく、講演会に行ったことをきっかけに湯浅誠著『ヒーローを待っていても世界は変わらない』を読みました。 湯浅さんは、2009年の政権交代後から2年間、内閣府参与になり…

生活困窮者と保証人

このブログでもDV離婚で母子家庭になったことに伴う各種手続きの煩雑さについてぼやいてきたけれど、現在私に課せられた事務仕事は、福祉の資格を取得するために借りている奨学金についての書類を作ることである。 保証人二人と自分自身の印鑑登録証明書を用…

教育って何だろう

先日、子供の保育園の保護者会に出席して他の保護者の方の話など聞き、みんな教育熱心なんだなぁ、と思いました。我が子の通う園は、のびのびとした保育方針で私は大好きなのですが、他のお母さんの中には、もっと教育に力を入れて欲しいとの意見が多く、教…

社会的再適応評価尺度

心理学の授業で<適応とストレス>について学びました。 ストレスのもととなる悪性刺激にさらされ続けると、生体はバランスを取り戻すための努力・抵抗を続けますが、これが長期間続くと、生体の適応エネルギーが限界に達し、死に至ってしまうようです。モラ…

フェイスブックをやめた理由

Facebookについて、先日アカウントを削除したので、もうすぐ完全にページがなくなるのを心待ちにしています。 私はFacebookを否定しているわけではなく、メリットは多いのだろうと思っているのですが、やめた理由を一言でいうと自分に必要無い、合わないと思…

PCが壊れて思う

昨晩、家PCが壊れてしまいました。止むを得ず強制シャットダウンをしたタイミングが良くなかったのかな、と推測していますが、よくわかりません。起動すら難しい状態になってしまいました。 家PCが壊れて初めて自分がPCにいかに依存していたかわかりました。…

9月19日に聴いた歌

10万年経ったら僕らも少し賢くなってるのかな、10万年経ってもまだ恥ずかしいままなのかな(知久寿焼「セシウムと少女」より) 映画『セシウムと少女』はまだ観ていないけれど観たい映画です。その主題歌、「セシウムと少女」、良い曲です。 今日9月19日は、…

生活困窮者自立支援制度について

今年(平成27年)4月、生活困窮者自立支援制度がスタートしました。ここで定義される生活困窮者とは「経済的に困窮し最低限度の生活を維持することが出来なくなるおそれのある者」ということです。制度がスタートしてからもうすぐ半年が経とうとしていますが…

マイナンバー居所情報登録申請書

平成27年10月から、一人にひとつ12ケ桁の番号「マイナンバー」が住民票を有する人に支給されます。マイナンバーは行政を効率化し、国民の利便性を高め、公平・公正な社会を実現する社会基盤だそうです。 マイナンバーのホームページ↓ マイナンバー社会保障・…

保育が必要な事由としての「虐待やDVのおそれがあること」

平成27年から始まった「子ども・子育て支援制度」で保育施設を利用するための現況届を記入し、職場で作成してもらった就労証明書をつけて保育所に提出しました。 「子ども・子育て支援新制度」とは、平成24年8月に成立した「子ども・子育て支援法」、「認定…

国勢調査に回答する

最近、家での事務仕事に追われています。保育園に提出する書類や就職関係の書類書き等々なのですが、国勢調査まで届きました。 嫌だ嫌だと思いつつ回答してみたら10分程度で終わりました。詳細な個人情報を記入するため、DV被害者の身としては不安が大き…

児童扶養手当現況届提出のため「住民票が異動できないこと」を民生委員に証明してもらう

毎年1回必要な児童扶養手当現況届の提出を済ませて一安心している。片道1時間以上かかる役所に行く必要があるため有給休暇をとって行った。 私の場合、その前にもう一つ、民生委員に「住民票が異動できないこと」を証明してもらう必要もあった。理由は「元夫…

母子家庭等医療費支給制度

【母子家庭等医療費支給制度】 母子家庭等の母と子どもに係る医療費について、健康保険の自己負担額が支給される制度だ。 先日、私のところにもこの制度を利用するための「福祉医療費受給者証」が福祉事務所から届いた。まだ利用したことが無い制度だが本当…

ゲーリングはニュルンベルク裁判でこう答えた

朝日新聞の特別編集委員が、ツイッターでナチス・ドイツの写真とともに、安倍首相について不適切な書き込みを行い、その後、削除して謝罪したようである。自民党は朝日新聞社のHPにもツイートの訂正と謝罪を掲載することなどを求めているとか。 ちょうど大…

パーソナル イズ ポリティカル

「この感じ、似ている」。安全保障関連法案のニュースを見ながらずっと思ってきた。 モラ男との生活や調停、裁判を経て、大概のことに動じなくなってきたし、モラ男絡みのこと以上にひどいことは起こらないだろうと思っていたけれど、今再びモラ男が私の夫で…

住所や名前を書くのに必要な勇気

日曜日、朝ゆっくりしていたら、外から呼びかける声があった。突然の来客というものは基本的に怖いのでチャイムの電池は入れていない。開けると消防署の人で、名前と生年月日と連絡先電話番号、家族構成を聞かれた。DV・モラハラ被害に遭うと、こういうそ…

就活モード1:証明写真を撮ってもらう。

DV・モラハラ被害者というものは、別居して「めでたし、めでたし」というわけにはいきません。一人の子育て+仕事+裁判を抱えた生活の中で、別居後の住所に住民票も移せないままで、転職活動なんて考えられないほど余裕がないのですが、養育費無しで一人…

ターシャ・チューダー

素敵だな、と思っている人が離婚歴ありだったらちょっと嬉しくなってしまう不謹慎な私です。 私が子どもの頃、家に絵本作家ターシャ・チューダーの洋書があって、英語も読めなかったのに大好きで大切にしていました。そのターシャ・チューダーの生き方が日本…

Mommy/マミーを観てー子どもの泣き声に苦情を言われた自分への処方薬-

先日子どもの泣き声に近所から苦情を言われてかなり精神的に落ち込んだので、病院(映画館)に行ってきました。精神的に落ち込んだ時の薬は私にとって映画か本です。 私が自分自身に処方した薬はカンヌ国際映画祭2014審査員特別賞を受賞したグザヴィエ・ドラ…

アロマテラピーのこと(アロマテラピー検定1級受験記)

別居後から縁があってアロマテラピー講座のアシスタントをさせてもらっています。アロマは20代前半に興味があって自己流で勉強していた、本当は好きなことです。調停や裁判を抱えた心身ともに辛い状態だったからこそ再び香りに触れて、その力、心身への作用…

子どもの泣き声に苦情を言われる

他人から怒りを受けるダメージは大きい。GWに入る前、私は泣き叫ぶ子どもを静かにさせることが出来ず、近所のおばさんからお叱りを受けてしまった。窓は閉めきっていて、昼間だったけれど、子どもの大きな声は確かに近所に筒抜けになってしまう構造の家な…

Do you Hear the People Sing? Singing a song of angry men? 怒れ!憤れ!

図書館で借りたステファン・エセル著『怒れ!憤れ!』の貸出延長を申し込んだら予約が入っていて延長できませんでした。そこで急いで読んだのですが、字が大きくて15分ほどあれば一冊読み終えられる分量の本です。93歳の著者によるメッセージは、「二十一世…

もし私が死んでも―児童養護施設のドキュメンタリー『隣る人』を観て

シングルマザーになり、児童養護施設には以前より関心を持つようになりました。私は一人っ子で、両親とは別に住んでいます。両親共に高齢ということを考えると、私と両親が死んで、子どもに養育者がいなくなるということは十分あり得るわけです。「自分が今…

ウィリアム・ベヴァリッジ

ウィリアム・ベヴァリッジ(1879-1963)は判事の父と慈善事業家の母の間、インドに生まれたイギリスの経済学者である。1903年、セツルメント運動の拠点となっていたトインビー・ホールの副館長に就任し、失業の現代的特質(景気循環に順応するための不規則…

私が思う名作とは

感受性の貧しかりしを嘆くなり倒れし前の我が身我がこころ(鶴見和子『歌集 回生』) 私は妊婦としての日々を送ったり、DVを受けたり、ひとり親として生活する中で、以前は疑問に思わなかった様々なことに反応するようになった。 人は見たいものを見て生き…

きむ子と柳波、そして童謡舞踊

森まゆみ著『女のきっぷ』を読み、九条武子、柳原白蓮とともに大正三美人と言われた林きむ子(1884-1967)が、「うみ」や「おうまの親子」の作詞をした林柳波の妻であったことを知った。 きむ子は狂言浄瑠璃の祖を父に生まれたが、利発と美貌を見込まれて、…

DV被害と自己責任~「DVを受けてしまわないため」のセミナー?~

ここ数か月ほど様々なイベント・セミナーに行って考えたことをまとめたいな、と思いつつできずにいる。行ったイベントの名称や日にちを挙げて書くことにも抵抗を感じるし、イベントの感想を書くにしてもその内容から行ったイベントを推測されないように日に…

第三子が欲しいと言う同僚の話を聞きながら思ったこと

相手を選んだ話題を心がけたい。というより、相手に応じて話題を選びたい。相手に応じて話題を選び、お互いが気持ち良く話せるようにするには、様々なことに対する関心と知識が必要で、相手に対する想像力と共感を持てるようでなければならない。 先日、職場…

障害者福祉の先駆者、石井筆子のこと

山田火砂子監督『筆子・その愛』という映画があります。日本の近代女子教育者で、石井亮一と共に日本初の知的障害者教育を創始した石井筆子の生涯を描いた映画です。 ↓ダイジェストMOVIEは下記サイトからご覧ください。 映画「筆子・その愛」公式サイト 筆子…

「アサーティブ」でない自分をも選択できる

「アサーティブネス」とは、相手の気持ちを尊重しつつ、自分の気持ちを素直に伝えるコミュニケーションのことです。自己主張すると同時に相手の話もきちんと聞いて、お互いが歩み寄り、新しい解決方法を探すこととも言えます。 アサーティブネスは以下のよう…

人質事件と冤罪事件

先日、同じDV被害体験を持つ友人の家に遊びに行きました。彼女の本を見せてもらったらDVや精神医学、心理学関係の本が多く、私が読んだことがあったり持っている本と同じものもいくつかありました。「自分の身に起こったこと、これからどうしたら良いかを…

あめふりくまのこ

詩を読む習慣は正直無いのですが、歌は好きで、よく子ども一緒に歌っています。子どもの歌の絵本なんかを見ると、自分が昔好きだった童謡を確認出来て、面白いです。 大人になると、自分の好きな童謡の作者も気になってきます。「私の好きなこの歌詞の作者は…

食パンを買う罪悪感は消えた!おおらかな食育

『こどもといっしょに食パン料理の本』という本をみつけました。 妊娠してからというもの、身体に良いものを意識せざるを得ないようになり、子どもが生まれてからも、お手軽なものを食事にする時は罪悪感を持ってしまっていました。もともとパンと洋食が好き…

フェミニストとしての高村光太郎②

フェミニストとしての高村光太郎①の補足である。実際、光太郎の書いたものには、フェミニストを感じさせるものが非常に多い。智恵子の死後、戦争礼賛者になってしまった光太郎(後に反省しているが)なので、私自身、国語の教科書などでもきちんと触れた記憶…

フェミニストとしての高村光太郎①

駒尺喜美著『高村光太郎のフェミニズム』を読んだ。高村光太郎(1883-1956)と智恵子(1886-1938)は既成の夫と妻の範型に対して身を持って闘った実に新しい男女であったことがわかる。 欧米に留学し、新しい価値観を取り入れ、「人形の家」の舞台にも暗記す…

DV・被害者のなかの殺意

北村朋子著『DV・被害者のなかの殺意-ネット依頼殺人の真実』を読んだ。つい最近、杉山春著『ルポ虐待ー大阪二児置き去り死事件』を読み、加害者とされた虐待親について知れば知るほど虐待親自身が被害者であった事実を知ったが、被害者が追いつめられて加害…

【保育士試験】小児栄養の勉強に

『こどもの栄養』という冊子を入手し、読んでみました。一般財団法人こども未来財団というところが発行しているものです。 保育所の給食メニューやその栄養価、食育や健康のことなどが書かれた冊子で、保育所の調理師さんはこんな冊子を参考に献立を考えてく…

柚子湯と柚子ポプリ

クリスマスをあまりお金をかけずに、でも優雅に過ごしたいなぁ、と思いちょこっとずつ飾りを手作りしていました。 今日は果物のポプリを作ろうと、スーパーに。レモンでもオレンジでも、柑橘系のものなら何でも良かったのですが、小さな柚子が4つ入って198円…