Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

シングルママの映画

ディズニー映画をDVサバイバーとして観る

ディズニー映画は、小学生の時以来大人になるまでほとんど見て来なかったのですが、『アナと雪の女王』をきっかけにちょっと興味を持ち始めました。その時代の女性観が如実に反映されている気がして、DVサバイバーの視点で観てみたら面白かったです。いくつ…

超高齢化社会を生きること

親は65歳を過ぎて高齢者となり、私自身もあと数年で介護保険料を払うことになります。年金が多かった祖父母とは違って、私の両親の場合、ほとんどない貯蓄や年金だけでこれからの人生を安心して暮らしていけるとはとても思えません。現在の私はというと、自…

日本の未来?アメリカ社会

今日の朝日新聞のニュースでは、富裕層トップ62人の資産が下位36億人の合計という記事があった。経済格差が拡大しすぎている。 日本では2013年6月に「子どもの貧困対策法」が制定されたが、日本の子どもの6人にひとりが貧困であることを、どのくらいの割合…

Mommy/マミーを観てー子どもの泣き声に苦情を言われた自分への処方薬-

先日子どもの泣き声に近所から苦情を言われてかなり精神的に落ち込んだので、病院(映画館)に行ってきました。精神的に落ち込んだ時の薬は私にとって映画か本です。 私が自分自身に処方した薬はカンヌ国際映画祭2014審査員特別賞を受賞したグザヴィエ・ドラ…

Do you Hear the People Sing? Singing a song of angry men? 怒れ!憤れ!

図書館で借りたステファン・エセル著『怒れ!憤れ!』の貸出延長を申し込んだら予約が入っていて延長できませんでした。そこで急いで読んだのですが、字が大きくて15分ほどあれば一冊読み終えられる分量の本です。93歳の著者によるメッセージは、「二十一世…

もし私が死んでも―児童養護施設のドキュメンタリー『隣る人』を観て

シングルマザーになり、児童養護施設には以前より関心を持つようになりました。私は一人っ子で、両親とは別に住んでいます。両親共に高齢ということを考えると、私と両親が死んで、子どもに養育者がいなくなるということは十分あり得るわけです。「自分が今…

私が思う名作とは

感受性の貧しかりしを嘆くなり倒れし前の我が身我がこころ(鶴見和子『歌集 回生』) 私は妊婦としての日々を送ったり、DVを受けたり、ひとり親として生活する中で、以前は疑問に思わなかった様々なことに反応するようになった。 人は見たいものを見て生き…

障害者福祉の先駆者、石井筆子のこと

山田火砂子監督『筆子・その愛』という映画があります。日本の近代女子教育者で、石井亮一と共に日本初の知的障害者教育を創始した石井筆子の生涯を描いた映画です。 ↓ダイジェストMOVIEは下記サイトからご覧ください。 映画「筆子・その愛」公式サイト 筆子…

人質事件と冤罪事件

先日、同じDV被害体験を持つ友人の家に遊びに行きました。彼女の本を見せてもらったらDVや精神医学、心理学関係の本が多く、私が読んだことがあったり持っている本と同じものもいくつかありました。「自分の身に起こったこと、これからどうしたら良いかを…

安心して声をあげられる場所-『パパ、ママをぶたないで!』と『トークバック』を観て

『パパ、ママをぶたないで!』はノルウェーのアニータ・キリという女性監督による、実話をもとにしたの短編アニメーション映画です。所詮外から見た人間が良しとする結末になるのではないかと疑いながら観たものの、子どもの表情や登場人物の言葉、アニメー…

子どものことを可愛いと思えない人へ

ずっと観たかった映画『かみさまとのやくそく』を観る機会を得ました(参考過去記事:生まれる前の赤ちゃん )。この映画は、ドキュメンタリーという性質上、出演者の子どもに配慮し、DVD販売などを行わず上映会を行うのみとしているようです。生まれる前の…

金子みすゞとその死をかけた親権

モラル・ハラスメントを知るようになって、思い出したのは童謡詩人・金子みすゞのことでした。10年ほど前に一度観ている映画、五十嵐匠監督『みすゞ』を見て、やはりみすゞの夫は典型的なモラ夫だったことを確認しました。この夫のせいで、みすゞは26歳の若…

ボロ物件を子どもと私の王国に!

都築響一の『TOKYO STYLE』は、独身時代の私にとって賃料が安くて狭いボロ物件でいかに心地よく暮らせるかのバイブルでした。この写真集に出てくる部屋の主に、もし子どもがいたら、ネグレクトと言われかねないモノに溢れた様々な部屋、部屋、部屋。「独身者…

マザーテレサで救いについて考える

DV夫、モラハラ夫について、この人に救いはあるのだろうかと考えることが多い。そして自分自身も救いを求めたくなることが多い。自分の夫に対する怒りの気持ちをどこに持っていったらよいかわからなくなるからだ。私は彼を「許そう」としてきただけにそれが…

中立的立場が意味すること

お盆休み、DV・モラハラの被害者にとって、普段の日より苦痛なものになるかもしれないことはゴールデンウィークや年末と同様だ。お盆は実家を含むイベントであることを考えると、夫の実家に行って普段以上の苦しみを味わっている被害者が大勢いるのだろうと…

石井十次

石井十次(1865-1914)は、1887年に児童養護施設の基礎となる「岡山孤児院」を創設した人です。熱心なキリスト教徒で、ルソーやペスタロッチの影響を受けました。 石井十次の生涯についての本、和田登著『石井のおとうさんありがとう』を、児童書ではあった…

生まれる前の赤ちゃん

先日図書館から借りた絵本、『うまれてきてくれてありがとう』(にしもとよう:ぶん、黒井健:え)。 子どもがお腹の中にいた時から私自身の心配事は尽きず、喧嘩、別居とずいぶん子どもには不安を感じさせてきたと思います。残念ながら別居によってそれが完…

女の子ものがたり

西原理恵子作『女の子ものがたり』は、モラハラ、DV被害に遭った人には特に心に響くものがたりだと思う。この話に出てくる主人公なっちゃんやなっちゃんのお友達の親たちはそれぞれのかたちで苦労をしていて、その中でたくましく生きる子どもの姿が描かれて…

父親不在のアニメーション

子どもが本棚に並べていたDVD『ミトン』をみつけてきてみたいとせがむので一緒にみる。冬になるとみたくなるDVDで、「ミトン」「ママ」「レター」の3つの人形アニメーションが入っている。監督はチェブラーシュカで有名なロマン・カチャーノフ。 毎年のよう…

警察と裁判所

難しい離婚の場合、警察や裁判所がぐっと身近に感じられるようになる。 私はDVの被害が一番ひどいとき、それまでむしろ恐れていた警官、交番、パトカーを見て安心するようになった。家でいくらひどい喧嘩をしていても、近所の人が気付くくらい罵倒され、暴…

百万円と苦虫女

主人公鈴子は21歳、前科あり、資格なし、特技なし、友達なし。バイトでこつこつ100万円を貯めては引っ越しする。弟はたくや君。 シングルママCoulterは30過ぎ、モラハラ被害者、貯金なし、実家の援助なし、夫なし。子育てと非常勤の仕事の両立にドタバタしな…

一息ついて映画

妊娠してDVに巻き込まれる中で、なんとなく『嫌われ松子の一生』を思い出していた。私は、人生に物語性を求めていた部分があると思う。ドラマチックな悲惨な出来事もどこかで客観視している自分がいて面白がれる余裕がふとした瞬間に出来る。 引っ越しして…