Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

2014-02-09から1日間の記事一覧

Mary had a little lamb

有名な「メリーさんの羊」は、民間伝承の唄ではなく、割と新しいものです。実話をもとにしているようで、モデルとなった少女メアリー・ソーヤーはその出来事を見ていたジョン・ラウルストーンという青年に前半3連の詩をもらいました。後半3連は、セアラ・ジ…

Orangs and lemons

輸入果実のオレンジとレモンは、ロンドンの埠頭で陸揚げされてコヴェント・ガーデンなどの市場へ運ばれていました。 ロンドンの由緒ある鐘が6つ出てきて、「いつ借金を返すのか」と会話を重ねます。しかし最後に首切りがお前の首を切り落とすためにやってく…

Humpty Dumpty

Humpty Dumptyは、きらきら星の次くらいに私が知ることになったマザーグースの唄だ。中学校の教科書の『不思議の国のアリス』に出てきたからだ。 Humpty Dumpty は卵のことだけれど、背中にこぶを持ち残忍なことで有名なリチャード三世(在位1483-85)のこ…

This little pig went to market

マザーグースの遊ばせ唄に分類される曲です。赤ちゃんの足の指を使って遊びます。イギリス人が幼児の足の指のことをpigとかpiggyと呼ぶのはこの唄からきているとか。 This little pig went to market,This little pig stayed at home,This little pig had ro…

Hush-a-bye, baby

これを知らないイギリス人はいないとされるくらいよく知られた子守唄のひとつです。赤ちゃんを左右にゆらしながらあやすときの唄だそうで、生後間もない頃、首が座らない頃にぴったりの唄だ。子どもが1歳を過ぎた今となってやっと暗誦できるようになったので…

Baa, baa , black sheep

中世から近世の始まりにかけて、羊毛が輸出の中心だったイギリス。エドワード1世により13世紀に導入された輸出税は実に高率で多くの庶民が痛手を受けました。その恨みの気持ちが込められたとされる唄がBaa, baa , black sheepです。ここでthe masterは国王の…

Ring-a-ring o'roses

この唄が初めて活字になったのはケイト・グリーンウェイの「Mother Goose, or the Old Nursery Rhymes(1881)」で、輪遊びをする時の唄です。子どもたちが手をつないで横にまわりながら歌い、3行目ではくしゃみをして最後は両足を空中にあげて死んだように倒…