娘が一番欲しいもの
クリスマスプレゼントのリサーチをしていたところ、おばあちゃん経由で、娘が一番欲しいものは赤ちゃん、つまり、私に赤ちゃんが出来ることということがわかりました。
そうだろうとは思っていたけれど、そうじゃなければ良いとも思っていたので、叶えてあげられない望みということで、落ち込みました。
赤ちゃんは可愛いし、どちらかといえば欲しいけれど、赤ちゃんを持つために必要な諸々を考えると、今の私には赤ちゃんを持つことは難題すぎます。
桃太郎やかぐや姫のおじいさんやおばあさんのように、何かの偶然で赤ちゃんを見つけ、誰にも責められずに育てなければならなくなるということにならないかなぁ、と思ってしまいます。
ひとり親だと、里親になるのも厳しいしなぁ。
もちろん、子どもの望みを何でも叶えたら良いというわけでもないので、何とか説明していきます。
主婦とか妻とか伴侶とか
超勤が多すぎて、ほぼ自分の娘をネグレクト状態だった時の下書きが残っていたので、あげることにしました。
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仕事はいくらやっても減らないどころか増える一方。ご飯もそこそこに働いているのだけれど、明日も早朝から出勤できる程度にと自分の体調と体力のことも考えて仕事を切り上げ、帰りの電車の中にいる。
子どもはすでに寝ており、育児をお願いしているおじいちゃんも寝ていると思う。遅く帰ったことを詫びておじいちゃんには自分の家に帰ってもらうことになる。同居ではないこともあり、父(娘にとってのおじいちゃん)には、かなり負担をかけている。
もし私に家のことを切り盛りしてくれる伴侶がいたら、と考える。
夜遅く家に帰っても子供と一緒に寝てくれていて、保育園や習い事の準備や送り迎えをしてくれて、保育園や学校のイベントごとには必ず参加してくれる。保護者会や地域の役割もそれなりにこなし、子どもが病気になったときは、いつでも病院に連れていってくれ、看病してくれる。そんな人がいるだけで、随分気が楽になるのだろうと思う。今は、保護者会の役割も地域の役割もたいして出来ず、正直肩身も狭い。
主婦というものが決して楽ではないことをわかっているのに、主婦を羨ましく思ってしまうことが割と多い。
主婦である妻に感謝しつつ生活できている夫はすごいと思う。
もし私が男だったら、きっと妻が主婦であるより、ある程度仕事を持っていた方が対等な関係でいられるのだろうと思う。
自分に何かあったとき、妻も働けると思えた方が安心だ。あってはならないことだけど、仕事でストレスが溜まったとき、賃労働をしていない妻を羨ましく思うかもしれず、偉そうな態度をとったり、イライラを妻にぶつけるかもしれない。
もし、妻が何らかの理由で、働けなかったとしても、ボランティア的なことや趣味で人とのつながりがあり、何か好きなことに打ち込んでいる人の方を魅力的に思うような気もする。
など、色々シミュレーションして考えてみたけれど、最終、目指したいのは、伴侶が、例えば病気で、家から一歩も外に出られなくなったり、家のことを何もしなかったとしても、役立たず、自分ばっかりなぜ辛い思いをしなければならないのだろう、などと思ったりせずに、共に生きたいと思えるくらいの愛を持てることだなぁ、と思う。人を手段とはしたくない。
そういう理想は持っても、そのようには出来なかった場合の自分もまた認められるようでありたいと思う。
根性論
自転車の練習に付き合う
子どもの貧困の漫画「神様の背中」の中に、貧困のため自転車を変えないというエピソードがあり、このままだと、うちもそうなるとかつて思ったことを覚えています。
私は現在、経済的な貧困から、一時的に抜け出ていますが、お金のため犠牲にしていることが多く、転職する予定です。よって、また貧困に戻る可能性が高いです。
さて、他の子から遅れること2年ほど?やっと5歳の娘に自転車を購入しました。ちなみに、うちの子は三輪車もストライダーも持っていません。
子どもの自転車って成長と共に頻繁に買い替える必要があるし、大人の自転車と違い、中古も多くないので、なるべく大きくなってから買いたいと思っていたこともあるのですが、なにより、自転車を練習させる時間と場所が無いということもここまで購入を伸ばした理由としてあります。
巷には、立派に補助輪なしの自転車を乗りこなす3歳くらいの子もいて、もともと3歳くらいから自転車が欲しいと言っていた娘にはかなり我慢をさせていました。
さて、この3連休、とはいえ、2日間は仕事だったため日曜しか休めなかった私ですが、家でゆっくりしたいところ、身体に鞭を打ち、子どもの自転車の練習に付き合いました。
体力も、安全を見守るための気力も使うので、自転車の練習に付き合うのはなかなか大変ですが、今後しばらくは子どもの乗りたい気持ちに応え、根気強く練習に付き合いたいです。
ちなみに自転車の車庫もないので、雨風に吹きさらされる中に自転車を置いてます。
村上氏のこと
はるまちという冊子で、村上吉宜(むらかみよしのぶ)氏の記事を読みました。
村上氏は奥さんと離婚後、生活保護を受けつつ難病のお子さんの介護をしながら父子家庭の環境改善に取り組み、全国父子家庭連絡会を立ち上げた人です。それまでの人生も壮絶で、自殺未遂までもしているのですが、そこから児童扶養手当を父子家庭にも支給できるよう制度改善をもたらし、日本全国に影響を与える人物となっています。すごいなぁと感心するとともに、どんな状況でも立ち上がれるのだとパワーをもらいました。
DVを受けたり、頼れる人がいなかったり、お金も仕事もなくて、自分も病気だったりして自分がどん底にあると感じている人はひとり親に多いと思います。
そんな人には、村上吉宜さんのこと、是非色々調べて知って欲しいです。
きっと、現実的に役立つ情報も得られるでしょうし、そのプロフィールからはパワーをもらえると思います。
パパの写真
娘が見た夢
今朝、娘にママどんな夢見た?と聞かれたので「見なかったかなあ」、と答えた後に、娘にもどんな夢を見たのか聞いてみました。娘は言わないというのでかえって気になってしつこく何度も聞いたところ、「ママが、結婚して赤ちゃんが生まれる夢」と言われました。
日々、私がお父さんがいないことや兄弟がいないことについて気にしていることが、直接口にしていないのに娘に伝わっていたのでしょうか。娘が、私に気を遣っていることがわかり、泣きそうになりました。
娘から普段言われることはないので、私が気にしすぎなのだ、と思っていたけれど、やっぱり他の家族をみて羨ましく思っているのかな、と思いました。そして、私が困ると思ってそんな願望を口にしないようにしているのだろうと思います。
離婚が多いとはいえ、保育園時点ではまだまだ二親揃っているところがほとんど。少子化とはいえ、産む人はやっぱり2人以上のところがほとんど。ひとり親やひとりっ子が同じ保育園にほとんどいないので娘も自分がマイノリティであることを既に自覚しているのだろうと思います。
この問題、どう対処していくべきか、悩ましいです。