Ally Bally Bee

夫のDV・モラルハラスメントから逃れて娘と二人暮らし。全ての人が生きやすい社会になることを願いつつ、今ひとり親 として出来ることをあらゆる角度から考えていきます。

最近危機感を持っていること

○夜遅く家に帰ってから、夕食の他にインスタント焼きそばや辛いジャンクフードを食べたくなり食べることが多いこと
ブラック企業社畜の漫画を立て続けに読んだこと
○カナンガなど、抗うつ作用のある香りを良い香りと感じるようになったこ
○何も考えたくなくて、携帯のパズルゲームをパチンコをするかのように睡眠時間を削ってしていること

ちょっと鬱っぽいのかな、と思っています。一番危険なのは、自分がストレスを抱えていると気付けないことみたいなので、自覚できている分良いのかな、と思います。








転職や就職を考えている方へ

ひとり親になるまで、正社員という働き方は自分に向いてないのかな、と思っていました。

新卒で入社した会社を半年ほどで辞めて以来、派遣社員やら契約職員やらで貧しくとも割と気楽に生きてきました。

ひとり親になり、養育費もない中、さらには裁判費用等の借金を抱える中で子供に対する大きな責任を感じ、資格をとって、正社員になりました。

そして現在、一日4時間を超える残業や休日出勤を続けても仕事は終わらないどころか増える一方です。

収入は、以前の倍どころか3倍くらいになりましたが、幸福度は下がっています。

40歳を手前して、若い頃と違い転職も容易ではないということは知っています。

でも、仕事を辞めようかと毎日考えています。

子どもに、他の子が与えられる環境とできるだけ同じものを与えたい。父親がいない上に経済面で苦労をかけたくないと思っての正社員の選択でしたが、経済的には豊かでなくとも自分自身も無理しない生き方を選択すべきだったのではないかと思っています。

ひとり親には、介護士や看護士の仕事、人手不足の分野の仕事が推奨されています。私もこれに似た仕事をしています。これらの仕事は人の命に関わる素晴らしい仕事であると同時に大きな責任が伴い、身体的、精神的なストレスともに大きな仕事です。夜勤や宿直も避けて通るのは難しいのではないでしょうか。

今就職を考えている方には、その仕事をひとり親としてこの先5年、10年続けられるのかよく考えて欲しいです。限られた選択肢だからといって他の仕事の選択肢を捨てないで欲しいです。

ひとり親になる前の自分の理想とする生き方はどのようなものだったのか、自分に向いていること、向いていないことは何なのか焦らずしっかり考えてみてください。

経済格差は極端で、ちょうど良い給与、ちょうど良い働き方ができる職場を見つけるのは今の社会でとても難しいことです。

心身ともにまず、自分自身がつぶれないことがおそらく子どもにとっても最優先事項です。

支援者をもの足りなく感じたとき

私がDV夫について相談した人は行政の担当職員のほか、臨床心理士司法書士心療内科の医師、弁護士(複数人)、警察官、会社の悩み事相談員など様々です。

その時私が持っていた疑問について、さすがに弁護士さんは明確に答えをくれたので助かりましたが、そのほか相談して良かったと思えた人は残念ながらいませんでした。

これはその職種がどうこうというよりは、私と担当者の相性が悪かったのと、私自身が誰かに答えをみつけて欲しいと無自覚ながら思っていたからだと思います。

最近、「支援者を物足りなく感じた」という趣旨の話をDVサバイバーと話し、私もそう思っていたことを思い出しました。

個人的に、無能な支援者のところに通って時間を削る必要はないと思います。頼りになる支援者と出会えるに越したことは無いと思いますが、出会えない場合どうしたらよいのか考えてみました。

現在の支援者との関係を続ける場合、担当者(支援者)は、あくまでも利用者(当事者)の自己決定に基づいて助言・アドバイスをする人なので、「このようにしたらよいでしょう」とはっきり言ってくれる存在ではないという前提で相談すべきです。答えを提示してくれることはありません。話を聞いてもらうことが、自分の考えを整理する助けになるなら、それはそれで意味があることです。

支援者を物足りなく感じるのは、「自分自身がどうしたいか」整理できていないのに、気持ちばかりがあせっているからかもしれません。相談に行く前に、自分が問題と感じていることをノートに書き出して、自分なりの優先順位を考えたうえで、それを参考に相談したら良いと思います。

支援者を頼らない場合も同様に、問題を書き出してみて、その優先順位を決め、解決には何が必要か自分で考えてみることが大切です。

その後、住んでいる地域の図書館(できれば男女共同参画センターの図書館)に行くなり、パソコンを使うなりして情報を調べましょう。

誰か、信頼できる身近な人に自分が問題と思っていることについてや、それについての自分の考えを聞いてもらい、客観的な視点も自分の考えに追加すると良いと思います。

自分で調べたことは身になるし、自信にもつながります。

人に不満を言うより自分で動いてみる。離婚のステップを進めるために、またひとり親として生きていくためにとても重要な考え方です。 

思いきって娘に聞いてみたこと

昨日、娘を抱っこしながら色々気になっていたことを聞いてみました。

兄弟姉妹が欲しいと思うか、お父さんが欲しいと思うか。

娘は、赤ちゃんも欲しいし、お父さんも欲しいのことでした。

赤ちゃんがいたら、抱っこも赤ちゃんと交替になると思うこと、お父さんも優しい人なら良いけれど優しくないかもしれないという話をすると、あっさりそれは嫌ということでした。

でも2人暮らしは淋しいなぁ、と言ったのでカメなどを飼ってみることを提案したら、それで淋しくなくなるとのことでした。

それから、キリンがペットだったらどうだろう、とか鳥がペットだったらどうだろうとか、色々2人で想像し話しました。

大きなペットを飼うならママはもっとお仕事をしてお金を稼いで大きな家に住まなければならないというと、もっとお仕事頑張って、と娘が言うので、そしたらもっと遅く帰らなければならないという話をするとそれは嫌とのことでした。

物事は一長一短。この点は良いけどこの点は良くないと様々な角度から考えさせると、現状を子どもでも受け入れることができるのかな、と思いました。

ひとり親も大変だけど、あの辛かった日々を思い出すと今の方が良いです。でも、DV夫との思い出の中で、確かに素敵だったものもあります。そんな思い出を昔は真っ黒に塗りつぶしたかったけれど、今は、それはそれと、少し切り離して考えられるようになりました。

自分自身に対する尊厳

どんな環境であってもあなたは暴力を振るわずにいられるか。という問いに「振るわずにいられる」と即答は出来ない。

人に暴力をふるうことを踏みとどまらせている力は自分自身に対する「尊厳」だとシュタイナーは言っている。自分自身を諌める力、戒める力、それは私たちの内にある高次の自我だ。

私は夫からのDVで夫に死んで欲しいと思ったことが何度もある。暴力に対して言葉が意味を成さなかった時、八方塞がりの状況に深く絶望した時、私にもし殺し屋を雇えるほどのお金があったら、夫を殺してくれる悪魔が出てきてくれたら、と本気で願っていた。と、同時に「そんなことをしてしまったらDV夫と同じところに堕ちてしまう」とも思った。

そこまで追い詰められた自分を憐れむ自分や、諌める自分が現れた。

それこそが自分自身に対する「尊厳」だったのだろうと今は思っている。

素晴らしき土曜日

土曜日は仕事になることが多いのですが、この土曜日は子供も保育園を休ませて、たっぷり一緒に遊びました。持ち帰りの仕事は明日からまた頑張ります。


午前中は、5歳の娘を映画館デビューさせました。音に敏感かつ怖がりなので大丈夫かな、と思いつつ『メアリと魔女の花』を観せたのですが、大きな声を出すこともなく、飽きることもなくきちんと観れていました。予告映像が子ども向けではなく刺激が強いものが多かったので、予告終わってから入ればよかったなぁ、と。次回からは本編始まる直前に入りたいです。


金券ショップで大人のチケットを買っても2人で2500円と、結構な出費でしたが、年に1〜2回は大人も愉しめる映画を一緒に観るという思い出も作っていけたらな、と思います。


映画後、昼食を食べ、私の好きなアジア雑貨店を3店舗ほど巡りました。いつの間にか、これ似合うんじゃない?とか、部屋にこんなんがあったら良いよ、という意見を娘も言うようになったので、2人でショッピングもなかなか楽しいです。

お揃いの茶のタンクトップや、玄関のところに欲しかった暖簾などを購入。

途中、店のワークショップで、娘は団扇に絵付けをしたりしました。


お次はアイスクリームショップで、好きなフレーバーを3つずつ選んで味見をし合いながら食べたり、リサイクルショップで中古家具を一緒にみたり、伸びすぎていた娘の髪を通りかかった美容室でカットしてもらったり。


朝から動いていたので、それで17時頃。


夕食何食べたい?と聞いたら、お弁当を作って欲しいとのこと。それで、家でシートも敷いて食べたいと言われ、面白そうだったので本当にお弁当を作って家で部屋で夜にピクニックをしました。


すごく愉しい1日で、娘に依存するようになったら嫌だなぁという考えが頭をよぎったくらいです。


この1日歩いた距離は1万5千歩にもなりました。


5年前

このブログを開設して4年目になるようです。子供は5歳です。


5年前の自分はもう30過ぎていたけれど、若かったなぁ、と思います。


いつの間にか、同世代が皆大人になってるということに気付いてなかった5年前。


いつ死んでも良いなぁ、と思ってた5年前。


同世代の男性をみると、おじさんだなぁ、と思いますが、自分の頭の白髪も気になります。


5年前まで、あまり現実に生きていなかったのかなぁ、と思います。


現実を生きるのに疲れたなぁ、とは思いますが、子どもがいるので止まれないです。